ja!mobilの契約方法を解説!【ドイツのプリペイドSIM】
ドイツで生活する際、現地での通信手段選びは重要です。
私が利用しているのは、手軽さと使いやすさで評判の高い「ja!mobil」のプリペイドSIMカードです。
この記事では、手続きのステップバイステップや必要な情報など、知っておくべきポイントをまとめました。
ja!mobilの特徴や、ドイツでの滞在中にja!mobilを利用するための契約方法を詳しく解説しつつ、ドイツでのプリペイドSIM契約をスムーズに行う方法をご紹介します。
ドイツに長期滞在するならプリペイドSIMがおすすめ
自由度の高さ
プリペイドSIMは契約期間や縛りがなく、自由に利用できます。
必要な期間だけ利用したり、他のプランに簡単に切り替えることができます。
一方、ドイツの大手通信会社(O2やTelekom、Vodafoneなど)では2年契約の場合、途中で解約するには結構な額の違約金を払う必要がでてきます。
海外赴任や留学などでドイツで生活する場合、契約期間ぴったりで解約することは難しいのでプリペイドSIMがおすすめです。
コスト管理がかんたんにできる
プリペイドSIMは事前にクレジットを購入することで、通信料金のコントロールが簡単にできます。
利用する通信量や期間に応じてクレジットを追加できるため、意図しない追加料金を避けることができます。
ja!mobilの特徴
手ごろな価格
ja!mobilは競争力のある価格設定を行っており、他の通信会社と比較しても比較的低料金で利用することができます。
これにより、通信費を節約することができます。
フレキシブルなプラン
ja!mobilでは、利用者のニーズに合わせてさまざまなプランを提供しています。
通信量や通話時間、有効期限などを自由に選ぶことができます。
また、必要な時に必要なプランに切り替えることも可能です。
ヨーロッパ内でデータローミングが無料
ja!mobilは、EU内でのデータローミングを提供しています。
つまり、ドイツ国内でのプランを利用しながら、他のEU加盟国でもデータ通信を継続することができます。
これにより、ヨーロッパ圏内の旅行時に追加でSIMを購入する必要がなくなります。
シンプルな手続き
ja!mobilの利用登録やサービスの申し込みは、オンライン上で簡単に行うことができます。
また、プリペイド方式のため、クレジットカードやデビットカードでの支払いも簡単にできます。
信頼性のあるネットワーク
ja!mobileはドイツ国内大手の通信事業者、Telekomのネットワークを利用しており、安定した通信品質を提供しています。
通信可能なエリアも広く、電波が途切れることもほとんどありません。
詳細は、こちらの公式HPにて確認できます。
ja!mobilの開通手順
1:SIMカード購入
ja!mobilはドイツのスーパー「REWE」店舗で購入することができます。
基本的にレジ近くにある、様々なプリペイドカードが販売されているラックにかかっています。
自分が使いたいプランのSIMカードを選んでレジでお会計をしましょう。
ちなみに、プランの変更は後から簡単にできるので、自分が使いたいプランのSIMが無い場合は、とりあえず何でもいいので、ja!mobilの別のプランのSIMを購入します。
SIMを購入すると、アクティベートする際に必要になるレシートをもらうことができます。
このレシートは必ず貰って、大切に持ち帰りましょう…‼
ちなみに、REWEが近くにない場合やすぐにSIMが必要ない場合は、ネットで購入することも可能です。
その場合は、こちらのHPよりプランを選択し、オンラインで購入することができます。
注文したSIMは1~4日で発送されるそうです。
2:アクティベーション
SIMカードは、買っただけでは使用できません。
アクティベーション(有効化)をすることとで、始めて通信することができるようになります。
購入したSIMに記載されている、Rufnr(電話番号)・PUK1、さらにSIM購入時にもらったレシートに記載されている「Aktivierungsunummer」を入力し、右下の〈WEITER〉ボタンをクリックします。
続いて個人情報を入力するページが表示されるので情報を入力し、右下の〈WEITER〉ボタンをクリックします。
プランや、入力した個人情報の確認が終わると、ja!mobil公式HPでのアクティベーションは終了です。
3:本人確認
ja!mobil公式HPでの作業が終わってしばらくすると、ja!mobilからメールが届きます。
このメールには、ja!mobilを開通させるにはPOSTIDENTによる本人確認が必要ということと、POSTIDENTのリンクが載っているので、ここから本人確認を行っていきます。
本人確認するには、以下の書類が必要なので、用意してから操作を行ってください。
- パスポート
- ドイツ滞在許可証(eID)
※持っていない場合は、パスポートだけで手続きができます。
書類の準備ができたら、メールにある〈Legitimationsverfahren starten〉ボタンをクリックします。
POSTIDENTのHPが表示されるので(アプリをダウンロードしている場合はアプリが起動します)、入力されているIDを確認し〈Fortfahren〉ボタンをクリックして、本人確認に進みます。
POSTIDENTによる本人確認の方法は、以下の3つあります。
自分に合ったものを選択しましょう。
- ビデオチャット
- 郵便局で直接確認
- eIDを使用
ビデオチャット
ビデオチャットを選択した場合、まずパスポートの写真を撮影します。
パスポートの事前認証が完了すると、言語を選択し、ビデオチャットを通じてサービス担当者とつながり、本人確認の手続きが始まります。
本人確認では、パスポート写真のチェックが行われますので事前に静かで明るい場所を確保してください。
ビデオチャットでは、開始前に言語を選択します。
ドイツ語は常に表示されていますが、英語は話せる担当者が少ないのか、まれに表示されていないことがあります。
その場合、無理にドイツ語は選択せずに、時間を置いて「英語」が選択できるまで何度かチャレンジしてみて下さい。
ちなみに、ビデオチャットでの会話は、「パスポートを傾けて見せてください」「パスポート全体を見せてください」といった簡単なやり取りだけです。
そこまで難しい質問はされません。
ただし、別の人に通訳してもらいながら本人確認はNGと言われる場合があるので、注意してください。
ビデオチャットで本人確認しようとしたのですが、パスポートが新しく規格が異なっていて確認ができないetc…と担当者に言われ、結局本人確認ができませんでした。
日本のパスポートのデザインが変わって少し経ったころだったのですが、それが原因かもしれません。
ビデオチャットの担当者には、郵便局をおすすめされました。
郵便局で直接確認
POSTIDENTアプリを使用するとスムーズに本人確認できます。
まず、最寄りの郵便局に行き窓口の担当者に「POSTIDENTのQRコード」と「パスポート」を提出します。
窓口の担当者がQRコードの情報を取得し、提示された身分証明書を確認し本人確認は終了です。
私は、ビデオチャットでうまくできなかったので、郵便局で本人確認を行いました。
郵便局では、ビデオチャットで断られたのと同じパスポートを使いましたが、全く問題なく5分ほどで確認が完了しました!
eIDを使用
eIDを使用する方法は、ドイツの滞在許可証を持っていて、かつ電子滞在許可証に登録している人のみ行うことができます。
あまり使用する人はいないかと思いますが、ご紹介しておきます。
こちらも、POSTIDENTアプリをダウンロードしておくとスムーズに本人確認することができます。
まずスマホで、オンラインで表示されるQRコードをスキャンして本人確認を開始します。
自分で設定した6桁のPINを入力し、IDカード をスマートフォンの NFC インターフェイスにかざします。
人と話すこともなくあっという間に本人確認が完了します。
- eID機能(オンラインID機能)が有効化されたドイツの電子滞在許可証
※発行日2013年3月1日以降のもの - NFC機能付きスマートフォン
- IDカードに設定した6桁のPIN
4:数時間後に開通
本人確認が完了し数時間すると、ja!mobilから回線が開通したことが記載されたメールが届きます。
これで、スマホが使用できるようになりました!
ja!mobilのアプリをダウンロードしておくことで、契約状況やデータの使用状況を簡単に確認することができます。
データ容量の追加や、プリペイドチャージも可能なので、是非利用しましょう。
おわりに
以上が、ja!mobilの契約方法でした。
ドイツで生活するときは、契約や解約が簡単なja!mobilをはじめとしたプリペイドSIMを使用してみて下さいね。
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