【個人手配で行くデンマーク】コペンハーゲン観光に必要な日数は?実際に旅したコースを公開

日本からの海外旅行先としてはまだマイナーな存在ながら、コペンハーゲンは北欧の中でも近年注目度が高まっている魅力的な都市です。
北欧らしい美しい運河沿いの街並みをはじめ、王室の居城であるアマリエンボー宮殿、北欧デザインの美意識が随所に感じられるローゼンボー城など、センスあふれる歴史的建造物が数多く残されています。
さらに、ウォルト・ディズニーがディズニーパーク建設の際に参考にしたといわれるチボリ公園もあり、観光スポットのバリエーションが非常に豊富です。
また近年のコペンハーゲンは、美食の街としても世界的に評価されています。
予約困難な名店として知られ、世界中の美食家から注目を集める「noma」を筆頭に、革新的で個性あふれるレストランが次々と誕生しています。
実際、私自身これまでヨーロッパ各国のレストランを訪れてきましたが、コペンハーゲンのレストランは全体的にレベルが高く、美食の国といわれるフランスよりも、個人的には美味しいと感じました。
「限られた滞在日数でも、効率よくコペンハーゲン観光を楽しみたい」
そんな方に向けて、本記事では私が実際に訪れた際の旅行ルートをもとに、コペンハーゲンのおすすめ観光スポットをモデルコース形式で詳しくご紹介します。
移動のしやすさや観光地を巡る順番にもこだわったプランですので、初めてのコペンハーゲン旅行を計画している方は、ぜひ参考にしてください。
コペンハーゲン観光に必要な日数

コペンハーゲンの観光に必要な滞在日数は、一般的に2~4日と言われています。
筆者は実際にコペンハーゲンに2日間滞在しましたが、チボリ公園、アマリエンボー、人魚姫の像といった代表的な観光地を無理なく楽しむことができました。
スケジュールを工夫すれば、2日間でも主要な観光スポットをひと通り巡ることは可能です。
以上のことから、コペンハーゲン観光に必要な日数は以下の通りです。
- 2日間:主要な観光スポットを観光
チボリ公園、アマリエンボー、人魚姫の像などの定番スポットを観光。
一方で、運河クルーズへの参加や、デザインミュージアム・デンマーク、デンマーク国立博物館といった博物館巡りまで組み込むのは、難しいかもしれません。 - 3日間:コペンハーゲンの見どころを網羅
3日間あれば、コペンハーゲンの主要な観光スポットをほぼ網羅できます。
2日間の定番観光に加えて、以下のような体験も可能になると思います。
運河クルーズへの参加
博物館・美術館巡り
ラウンド・タワーからの街並み鑑賞
ストロイエでのショッピングや街歩き - 4日間~:コペンハーゲン発のエクスカーションも楽しむ
4日間以上滞在できる場合は、世界遺産 クロンボー城やルイジアナ近代美術館など郊外への日帰り観光ができるでしょう。
コペンハーゲンの観光地おすすめランキング
実際にコペンハーゲンを旅行した経験をもとに、観光スポットをおすすめ度別に整理しました。
旅行プランを考える際には★★★の観光スポットを中心に据え、そこに他のスポットを組み合わせると効率的に計画を立てられます。
- おすすめ度★★★:絶対に行くべき定番スポット
- おすすめ度★★:できれば訪れたいスポット
- おすすめ度★:時間があれば立ち寄りたいスポット
おすすめ度★★★
チボリ公園

1843年に開業したチボリ公園は、世界最古級の遊園地です。
この公園は、ウォルト・ディズニーがディズニーパークを建設する際に参考にしたとも言われており、ディズニー好きにとっては特に興味深い場所です。
園内には、子どもから大人まで楽しめるさまざまなアトラクションが揃っているほか、豊かな植物に囲まれた美しい景観も魅力のひとつ。
夜になると園内がライトアップされ、昼間とはまた違った雰囲気を楽しめます。
1914年製の木製コースター「Rutschebanen」をはじめ、レトロでありながら今でも十分に楽しめるアトラクションが数多く残されています。
また、屋内型ライドでおとぎ話の世界を巡ったり、乗り物に乗りながらシューティングを楽しんだりできます。
所要時間
少なくとも半日は必要。
テーマパーク好きであれば、一日いても飽きないと思います。
注意点
入場料とアトラクションに乗るためのチケットは別料金です。
テーマパーク好きの方には、入場券とアトラクション乗り放題がセットになったコンビチケットがおすすめです。
また、時期によってチケット料金は変動します。
事前に公式サイトや公式アプリで料金を確認しましょう。
公式アプリでは、アトラクションの検索やライド中に撮影した写真のダウンロード、レストランの予約などができます。
とても便利なので、事前にダウンロードしておくことをおすすめします。
チボリ公園(Tivoli)
- 住所:Vesterbrogade 3, 1630 København V Google Mapで開く
- 営業時間:11時00分~23時00分 シーズンによって異なるので公式サイトを確認してください。
クリスチャンスボー城

国会・内閣・最高裁判所という三権分立のすべてが集まっている、世界でも唯一の建物です。
王室の迎賓館としても使用されています。
パリのヴェルサイユ宮殿のような豪華絢爛さはありませんが、北欧らしい洗練されたデザインが随所に感じられます。
おしゃれで優雅でありながら、どこか落ち着きのある空間がとても印象的でした。
ヨーロッパ各国を巡ってきましたが、北欧の城や宮殿は見ているだけで心が癒され、居心地の良さを感じられるため、筆者もとても好きです。
地下には、かつてこの地で焼失した城の遺跡が保存されており、歴史の重なりを感じることができます。
また、王室の厩舎もあり、馬を間近で見ることができるのも見どころのひとつです。
さらに、高さ106mの塔に登ると、コペンハーゲンの街並みを一望できます。
塔の入場は無料なので、時間に余裕がある方にはぜひ訪れてほしいスポットです。
所要時間
約2時間
クリスチャンスボー城(Christiansborg Slot)
- 住所:Prins Jørgens Gård 5, 1218 København Google Mapで開く
- 営業時間:10時00分~17時00分 月曜定休
- 入場料:215DKK
ニューハウン

運河沿いにカラフルな家々が立ち並ぶ風景は、コペンハーゲンを代表する景色のひとつです。
初めて訪れるなら、必ず足を運んでほしい定番スポットです。
観光地でありながら、パリのシャンゼリゼ通りのような激しい人混みはなく、自分のペースで楽しめたのが良かったです。
また、このエリアにはアンデルセンが実際に暮らしていた家があり、『人魚姫』をはじめとする作品をここで執筆したことでも知られています。
所要時間
30分~
注意点
運河沿いに並ぶレストランやカフェは観光地のため、価格はやや高め。
観光地価格と割り切って雰囲気を楽しむか、食事は別のエリアで取るのがおすすめです。
ニューハウン(Nyhavn)
- 住所:Nyhavn, 1051 København K Google Mapで開く
おすすめ度★★
人魚姫像

アンデルセンの童話『人魚姫』をモチーフにした、海に浮かぶブロンズ像です。
「がっかりスポット」として世界的に有名な場所ですが、筆者はあまり期待せずに訪れたため、「ここがあのがっかりスポットか!」と、逆に少しテンションが上がりました。
朝日を背にした人魚姫は、どこか物憂げな雰囲気があり、個人的にはとても印象に残りました。
所要時間
10分程度
人魚姫(Den Lille Havfrue)
- 住所:Langelinie, 2100 København Ø Google Mapで開く
アマリエンボー

アマリエンボー宮殿は、以下の4つの建物からなるロココ様式の宮殿です。
- フレゼリク8世宮殿:現在のデンマーク国王フレゼリク10世と、メアリー王妃の私邸
- クリスチャン8世宮殿:アマリエンボー博物館が入っています
- クリスチャン7世宮殿:公式レセプションや国賓訪問の際に使用される宮殿
- クリスチャン9世宮殿:マルグレーテ2世女王の住まい
中央に立つフレゼリク5世の騎馬像のそばに立つと、四方を宮殿に囲まれた壮観な景色を楽しむことができます。
また、アマリエンボーから海沿いに進むと噴水のある広場があり、海を挟んでオペラハウスを望むことができます。
アマリエンボーを訪れた際は、ぜひこの景色も併せて楽しんでみてください。
なお、衛兵の行進は11:30にローゼンボー城を出発し、12:00ちょうどにアマリエンボー広場へ到着します。
衛兵交代を見学したい方は、この時間帯に訪れるのがおすすめです。
衛兵交代は、基本的にどこの国で見ても大きく変わり映えはしないので、筆者は今回はパスしました。
所要時間
20分程度。
アマリエンボー(Amalienborg)
- 住所:Amalienborg Slotsplads, 1257 København K Google Mapで開く
ローゼンボー城

17世紀に、クリスチャン4世によって建てられた夏の離宮です。
デンマークを囲む三つの海を象徴する3頭のライオン像に守られた玉座や、地下の宝物庫に展示されている王冠や宝石が主な見どころ。
なかでも、こじんまりとした細長い建物の佇まいがとても可愛らしく、強く印象に残っています。
城の周囲には美しい庭園が広がっています。
時間に余裕があればぜひ散策しても良いでしょう。
注意点
チケットは日時指定制のため、事前にオンラインで予約しておくことをおすすめします。
所要時間
約2時間
ローゼンボー城(Rosenborg Slot)
- 住所:Øster Voldgade 4A, 1350 København Google Mapで開く
- 営業時間:9時00分~17時00分 冬季は営業時間が短くなるため、公式サイトを確認ください。
- 入場料:140DKK
おすすめ度★
デンマーク王立図書館

「ブラックダイヤモンド」の愛称で親しまれている、印象的な外観の図書館です。
日曜日以外は学生や研究者向けのスペースには立ち入ることができないため、見学できるエリアはそれほど多くありません。
そのため、日曜以外は外観を眺めたり、館内のエレベーターで上階へ上がって景色を楽しむのが主な楽しみ方になります。
観光の合間にサクッと訪れるのがお勧めです。
所要時間
約30分~1時間
デンマーク王立図書館(Det Kgl. Bibliotek)
- 住所:Søren Kierkegaards Pl. 1, 1221 Indre By Google Mapで開く
- 営業時間:8時00分~20時00分
クリスチャニア

ヒッピーたちが暮らす自治区として知られる「クリスチャニア」。
デンマーク政府の治外法権のもと、長年にわたって独自の文化を築いてきた、少し特別なエリアです。
このコミュニティの始まりは1971年。ヒッピーたちが軍の兵舎に無断で住み始めたことがきっかけでした。
以来、クリスチャニア内でのルールや決め事は、住民同士の対話と合意によって形成されてきました。
エリア内には、ヒッピー文化を色濃く感じさせる住居やアートが点在し、独特の雰囲気に包まれています。
筆者は朝早い時間帯に訪れたため、ほとんどのお店は営業していませんでしたが、雑貨店やカフェなどもあります。
お店巡りを楽しみたい方は、午後の訪問がおすすめです。
なお、治外法権という背景から、過去には大麻の販売や使用が黙認されてきた歴史があります。
現在は規制により表向きは禁止されているとのことですが、私が訪れた際には「大麻はいらないか?」と住民と思しき人物に声をかけられました。
完全になくなったわけではないようです。
デンマークの法律では大麻は違法なので、このような誘いは必ず断りましょう。
独特の文化を体験できる興味深い場所ではありますが、個人的には終始どこか緊張感があり、あまりリラックスして楽しむことはできませんでした。
一方で、ヒッピー文化が好きな方や、一般的な観光地とは違う文化に触れてみたい方には、訪れる価値のある場所だと思います。
注意点
入場は自由で無料ですが、所々に撮影禁止のマークがあるため注意が必要です。
また、住民を撮影することも、トラブルを避けるため控えましょう。
クリスチャニア(Christiania)
コペンハーゲン1泊2日モデルコース(実際の旅程表)
1日目|チボリ公園を中心に観光

ブラック・ダイアモンドと呼ばれる特徴的な建築様式の図書館。
日曜日以外は、学生、研究者向けのスペースに入場できないので、見学できる部分はそれほど多くありません。
所要時間:約1時間

綺麗な館内でした。市民なら自由にこの図書館をつい買えると思うと羨ましい…
18分

クリスチャニアとはヒッピーが住む独自の自治地区です。
朝早く訪れたため、あまり活気がありませんでした。
活気がある雰囲気を楽しむなら午後が良いかもしれません。
所要時間:~半日

人っ子一人いません。

カラフルに彩られた建物がたくさんあります。
ちなみに一部写真不可ゾーンもあります。行く場合は注意してください。
42分
昼食
13分

1843年に開業した遊園地です。
コペンハーゲンで最も印象に残った観光スポットです。
ディズニーパーク好きは必ず訪れてほしいです。
所要時間:半日~

訪れたのがハロウィンシーズンだったので、カボチャの飾りつけが至る所にありました。
最近の東京ディズニーランドより気合が入った飾りつけで、見ているだけで楽しいです。

チボリ公園で最も有名なジェットコースター「ACEローラーコースター」。
1914年に作られ、その古さはヨーロッパ最古、現存するジェットコースターでは3番目に古いものだそう。
ジェットコースターが苦手な人間(ビックサンダーマウンテンは乗れるくらいの苦手度)でも乗れたので、チボリ公園に来たなら是非乗ってみましょう。

小さな水族館ゾーンもあります。雨風をしのぐにはちょうど良い休憩スペースです。

メリーゴーランドでキリンの乗り物は初めて見ました。

夜のイルミネーションも綺麗です。
2日目|チボリ公園を中心に観光

「がっかりスポット」と揶揄されることもある観光スポットです。
市内からのアクセスも良く、せっかく訪れたのであれば立ち寄ってみるのもおすすめです。
所要時間:10分~

人魚姫像周辺の雰囲気ものんびりしていていい感じなので、時間があれば散歩してみるのもオススメです。
15分

現デンマーク国王の私邸でもある宮殿です。
騎馬像を中心に四方に宮殿が建つ様は世界的にも珍しいのはないでしょうか。
衛兵の行進や交代式が見られることでも知られています。
所要時間:20分

19分

王室の夏の離宮として建てられた城です。
訪問の際は、事前に日時指定チケットを購入しておきましょう。
所要時間:約2時間
14分
昼食
7分

北欧らしいセンスにあふれた、おしゃれな空間が印象的でした。
北欧のデザイン性の高さは、昔から受け継がれてきたものなのだと改めて実感させられました。
所要時間:2時間

綺麗なお城の内部。

馬舎には本物の馬がいました。綺麗な白馬です…
13分

運河沿いに並ぶカラフルな家々の景色は、コペンハーゲンの代名詞と言って良いでしょう。
景色を眺めたり、写真を撮ったりして過ごしました。
所要時間:30分~
モンテネグロのコトルへ旅行するなら、まず『地球の歩き方』を読んでみましょう!
情報量でいうと、世界で最も売れている旅行ガイド『Lonely Planet』の右に出るものはいません。
私も旅行の日程を決めるときは必ず『Lonely Planet』を読んで決めます。
日本語版は無いのが残念ですが、問題ありません!
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Lonely Planetについては以下の記事で詳しく解説しているので、興味がある方は読んでみて下さい。



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