【最強の旅行ガイドブック】ロンリープラネット(Lonely Planet)で世界を旅しよう!
旅行をする際に参考にするのが、ガイドブックではないでしょうか。
私はこれまで、いつも「地球の歩き方」を購入していました。
しかし、海外旅行に行ってみると周りの観光客たちが、「Lonely Planet」と書かれたガイドブックを持ち歩いているのを頻繁に目にするようになりました。
それが、ロンリープラネット(Lonely Planet)に興味を持ったきっかけでした。
それから、ドイツの本屋で実物を手に取り、実際にロンリープラネット(Lonely Planet)を使ってロンドンやウィーンなどを実際に旅行をしてみて、その情報量の多さ・魅力にはまってしまいました。
たかが旅行ガイドブックですが、ロンリープラネット(Lonely Planet)を使って旅行計画を立てることで、日本の情報だけではわからなかった多くの発見があり、以前よりも充実した旅行になったのは間違いありません。
ロンリープラネット(Lonely Planet)とは
ロンリープラネットは、全世界シェア25%を誇る旅行ガイドブックです。
1973年にロンリープラネットの創業者であるウィーラー夫婦のユーラシア大陸横断旅行を記したガイドブックが第1冊目となり、2023年で創業50周年を迎えます。
主に英語版がメインで出版されており、そのほかにフランス語・ドイツ語・イタリア語など7か国語に翻訳されています。
ロンリープラネット(Lonely Planet)の特徴
ロンリープラネット(Lonely Planet)の特徴は以下の2つです。
- 圧倒的な情報量
- 広告掲載がなく、旅行者目線の記事になっている
圧倒的な情報量
ロンリープラネットの本を実際に手に取ったとき、情報の多さにとても驚きました。
どれくらい情報量が多いかというと、例えば「ロンリープラネット ロンドン」では、都市情報や歴史、移動手段などに関する情報だけで、63ページもあります。
特に、観光地の歴史・文化・気候などの基本情報が充実しており、ヒッチハイクをふくめた様々な移動手段への言及、ドミトリーなどの安宿やキャンプ情報を含めた宿泊情報など、個人旅行者にとって必要な情報が網羅されています。
その他にも、ヴィーガン向けの料理を提供している店の紹介や、パブなどのナイトスポットの紹介もあり、とても便利です。
また、私が気に入っている点は、その国の歴史、美術史、音楽史、建築史、映画や文学作品に関するページがあることです。
このような事前知識を持つことで、旅行が格段に楽しくなります。
正直なところ、情報量では地球の歩き方は足元にも及びません…
広告掲載がなく、旅行者目線の記事になっている
日本の出版社のガイドブックは、広告やタイアップ記事がとても多いです。
読んでいると、どれが広告で、どれが本当に『いいもの』なのかなかなか判別がつきません。
しかしロンリープラネットでは読者に正確な情報を届けるため、広告やタイアップ記事がありません。
ロンリープラネットで記事を執筆する人がツアー会社やホテル・レストランなどから金品を受け取り、記事を書いた場合、解雇されてしまうほど徹底しています。
そのためか、ロンリープラネット(Lonely Planet)を頼りに探したレストランやショップなどは、満足度が高いお店が多い気がします。
海外の旅行ガイドブックと聞いて、ミシュランガイドブックを思い浮かべる方も多いのではないでしょうか。
ミシュランガイドブックは、基本的にその地域に行かないとガイドブックを手に入れることができず、旅行前に入手することが難しいです。
しかも、現地の本屋で見つけたとしてもフランス語やイタリア語など、英語版でないものしか販売してなかった…ということも珍しくありません。
ロンリープラネット(Lonely Planet)のデメリット
ロンリープラネット(Lonely Planet)のデメリットは以下の通りです。
- 日本語版がない
- 写真掲載が少ない
日本語版はない
ロンリープラネット(Lonely Planet)には日本語版はありません。
昔、1990年にマガジンハウス、2003年にはメディアファクトリーから翻訳出版されたこともあります。
しかし、現在では日本語版を出版している業者はいないのが現状です。
写真掲載が少ない
ロンリープラネット(Lonely Planet)は、文章量が圧倒的に多いです。
そのため、日本のガイドブックと比べると面食らうと思います。
写真に関しては、インターネット上の画像をコレクションできるPinterest(ピンタレスト)や、インスタグラムで情報収集がてら写真を探してイメージを膨らませるといいでしょう。
英語ができない私のロンリープラネット(Lonely Planet)活用方法
私は、英語の文章をぱっと見て理解することができないです。
そのため、ロンリープラネット(Lonely Planet)を活用するために、以下のことをしています。
- 地球の歩き方やネット情報で事前に下調べする
- ロンリープラネット(Lonely Planet)で該当箇所を探す
- Google翻訳などで必要な部分を翻訳する
- Notionやメモアプリに翻訳をコピーし、スマホで見られるようにする
最近は、Google翻訳の精度も上がってきており、スマホのカメラにかざせば簡単に文章を翻訳してくれます。
ただ、翻訳した文章は内容を精査したり、細かい部分はインターネットで追加で検索し、文章を読みやすいように直しています。
またKindleアプリの場合は選択した文章を直接日本語に翻訳できるのでとても便利です。
それらを旅先で簡単に見られるように、メモアプリなどにデータを保存しておけば、見たいときにすぐに観光情報などをチェックすることができます。
ロンリープラネット(Lonely Planet)の購入方法:公式HP/Amazon.jp/Kindle Unlimited
ロンリープラネット(Lonely Planet)は公式HPやAmazon.jp、Kindle版で購入することができます。
公式HPでは、もちろん紙の書籍を購入することができます。
しかし最大のメリットは、電子書籍(eBook)ではガイドブックを章ごとに購入できる点です。
例えば、スペインのマドリードとバルセロナだけに行く場合、「ロンリープラット スペイン(eBook版)」を丸々1冊購入すると€13.95しますが、その中の2都市だけなら€9.9で購入できます。
Amazon.jpでの購入は、日本円で購入すると割高なので、残念ながらあまりおすすめできません…
試しに気軽に読んでみたい方は、Kindle Unlimitedがおすすめです。
Kindle UnlimitedはAmazonが提供している、電子書籍の読み放題サービスです。
現在200万冊以上が読み放題の対象になっており、その中にロンリープラネット(Lonely Planet)の旅行ガイドブックが多数含まれています。
Kindle Unlimitedで読むことのできるロンリープラネットのガイドブックは、かなりの種類になるので、試しに読んでみるのにうってつけです。
2023年6月現在では、300冊ほどのタイトルが読み放題の対象になっています。
なので、旅行したい国のガイドブックはほぼ必ず見つかると思います。
代表的な地域は以下の通りです。
カナディアン・ロッキー山脈、西アメリカ、東アメリカ、アメリカ、ニューヨーク、アラスカ、サンフランシスコ
ニースとモナコ、コペンハーゲン、フローレンスとトスカーナ地方、ストックホルム、ミュンヘン、ダブリン、ハンブルグ、グラスゴー、ローマ、マドリード、南イタリア、バルセロナ、アムステルダム、リスボン、シドニー、フランス、西ヨーロッパ、ジョージアとアルメニアとアゼルバイジャン、アイスランド、ノルウェイ
ニュージーランド、タスマニア諸島、エクアドルとガラパゴス諸島、パナマ、ペルー、メキシコ、コスタリカ
トルコ、イスラエル、ヨルダン
ベトナム、シンガポール、フィリピン、タイ、インドネシア、カンボジア、インド中国、香港、韓国、ソウル、日本、東京、京都と大阪、
南アフリカ、エジプト…などなど
Kindle Unlimitedを利用するには月額980円必要ですが、初回は30日間無料で読むことができます。
ロンリープラネット(Lonely Planet)を使って旅行計画を立てることで、日本のガイドブックだけではわからなかった多くの発見があるはずです。
是非、一度手に取ってみて下さい!
おわりに
ロンリープラネットを使って海外旅行の計画を立てると、日本ガイドブックだけで計画した旅行とはまた一味違った体験ができます。
個人旅行者にとって、とても重宝するガイドブックであることは間違いないでしょう。
海外旅行の計画を立てる際、一度手に取ってみてはいかがでしょうか。
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