【メリットいっぱい】機内持ち込み可能なバックパックで旅をするのをオススメする理由
筆者は飛行機で預け荷物は利用せず、小さいショルダーバッグと機内に持ち込めるサイズのバックパックで旅行しています。
バックパックで海外旅行するのは大変?
バックパックで海外旅行するメリット・デメリットを知りたい
上記の疑問をお持ちの方に向けて、32ヶ国を旅して感じた機内持ち込み可能なバックパックで海外旅行に行くメリットについてご紹介します。
スーツケースをやめたきっかけ
私がスーツケースを使って旅行していたのは、2016年のスペイン旅行までです。
2016年にスペインのアルハンブラ宮殿を観光するため、グラナダにあるホテルに宿泊しました。
問題はそのホテルが小高い丘の一番上に立っており、部屋は2階か3階だったのですがエレベーターが無かったという点です。
急な坂だらけの細い道を重いスーツケースを30分ほどかけてホテルまで運び、さらに階段を上るという苦行に直面しました。
ホテルまでの道は、舗装されていない荒れた石畳でスーツケースを転がすにも一苦労したのを覚えています…
最終的には転がすのをあきらめ、重いスーツケースを手で持ち運ぶことになりました。
上記の出来事により、以降の旅行ではバックパックを使うようになりました。
機内持ち込み可能なバックパックを利用する理由 4選
ロストバゲージのリスクを避けたい
ロストバゲージをされてしまうと、文字通り預けていた荷物が受け取れないので、しばらくの間荷物が無い状態で旅行をせざるを得なくなります。
費用は後で航空会社に請求できるとはいえ、自分で必要な衣服などを現地で購入する必要があります。
また荷物を届けてもらうために、航空会社に宿泊しているホテルを連絡するなどの事務作業も発生します。
せっかくの旅行の時間をこういったことに奪われたくないので、預け荷物は利用しません。
到着後すぐにホテルに向かいたい
預け荷物を利用した場合、空港に到着後に入国審査をし、預けた荷物を受け取るためにターンテーブルの前で待つ必要があります。
すぐに荷物が出てくればまだいいですが、最後の方の場合20分以上待つ必要があります。
旅行先に到着したら、すぐにホテルなどに向かいたいので預け荷物は利用しません。
身軽でいたい
荷物が機内に持ち込めるサイズのバックパックのみであれば、旅行先でとても身軽に動き回ることができます。
大きいトランク、キャリーケースは街中を歩きにくいことがあるので、使用しないようにしています。
スーツケースをやめたきっかけの項目で書いた通り、特にヨーロッパなどの石畳の道や舗装されていない道、坂道の多い街などは、キャリーケースの場合に大変な思いをします。
汚い場所も気にしないで歩きたい
どんな国でも汚い場所はあります。
ゴミが大量に捨ててある道端や動物のフンが落ちている道などなど…スーツケースを転がすには抵抗のある場所でも、バックパックであれば背負っているので心配ありません。
荷物を出すのに広い場所がいらない
スーツケースから荷物を取り出すにはある程度のスペースを確保しなくてはいけません。
ホテルの部屋が狭いときなんかにストレスを感じることがあります。
バックパックであれば、少ないスペースでも荷物の出し入れができるので楽です。
機内持ち込み可能なバックを利用することで起こるデメリット
お土産を少ししか持って帰れない
機内持ち込み可能なバックパックには、お土産は少ししか入りません。
さらに機内持込み荷物には液体持ち込み制限があります。
例えばワインなどを旅行先からお土産として持って帰りたいという場合、制限により空港で没収されてしまいます。
バックパックで海外旅行をしたがたくさんのお土産を持って帰りたい場合は、スーツケースやボストンバッグ、段ボール箱などを現地で用意し、預け荷物を利用するほかありません。
持っていく荷物を厳選する必要がある
機内持ち込み可能なバックパックの容量は大体40Lです。
多くの荷物が入るわけではありません。
そのため、持っていく荷物は厳選する必要があります。
私が海外旅行に行く際に持っていく荷物に関しては、以下の記事にまとめていますのでご覧ください。
上記の記事に記載した荷物+いくらかのお土産程度であれば、容量40Lに収めることができます。
しかし、海外でも日本に居る時と同じように生活したい、海外が不安だから持っていきたいものがたくさんある、SNSにあげる写真のためにたくさんの洋服を持っていきたいetc…といった場合には、40Lでは到底足りません。
足腰が悪いとバックパックは体の負担になる
バックパックにはそこに旅行に必要な全荷物が入っています。
それを移動する時には常に背中に背負う必要があります。
当然、腰痛や膝が痛いなど体力面に不安がある場合は、バックパックを背負って歩くこと自体が相当な負担になります。
そのため、体力面に問題がある場合は体の負担を減らすために、スーツケースにするしかありません。
スーツケースとバックパックのどちらがいいのか
スーツケースかバックパックがいいのかについて色々と書いてきましたが、結局のところ行き先や旅行スタイルによって変わります。
私の場合、バックパックを利用した方が楽になる旅行スタイルだったのにも関わらず、ずっとスーツケースを使ってきたのが良くなかったわけです。
最後にそれぞれの旅行スタイルの特徴をまとめておきますので、参考にしてください。
スーツケース
スーツケースを利用するのにオススメな人は以下の通りです。
- 旅行先が先進国などで電車やバスでほとんどの観光地を周れる。道路の状況が良い。
※石畳や階段、坂道が少ない。 - 首都など市街地のみを観光する
- 1~2都市ほどしか観光しないため、荷物を持った移動が少ない
- タクシー移動をよくする
- 足腰がわるいため、重い荷物を持つことができない人
- 部屋の広いホテルに泊まる
バックパック
バックパックがおすすめの人の特徴は以下の通りです。
- 旅行先の公共交通機関が不便、道路の状況が悪い可能性がある
※石畳や坂道、舗装されていない道路などがある - 複数都市を観光するため、荷物を持った移動が多い
- 安さを重視して狭めのホテル・ホステルなどに泊まることもある
- 早朝や夜に移動することがある
※スーツケース場合ホイールのガラガラ音がうるさく人目を引くので、チンピラや面倒くさい人に絡まれる可能性が高まります。
おわりに
以上が、機内持ち込み可能なバックパックで旅をするのをオススメする理由についてでした。
自分の旅行スタイルを考えて、バックパックが良いかもと感じた方は一度バックパックで海外旅行をしてみてはいかがでしょう。
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