【2024年版:春のオランダ旅行必見スポット】キューケンホフ公園を満喫する方法
オランダで春と言えばチューリップの季節です。
オランダの首都アムステルダムのすぐ近くに、「キューケンホフ公園」というチューリップをメインに様々な春の花が咲き誇る庭園が、3月末から5月の期間限定で開園します。
この記事では、実際にキューケンホフ公園に行って感じたことをもとに、アクセス方法やチケット購入、訪問にオススメの時期などについてご紹介します。
キューケンホフ公園とは
1949年に開園したキューケンホフ公園は、オランダのアムステルダムから車で約1時間の場所に位置する世界的に有名な公園です。
約32ヘクタールに及ぶ広大な敷地に、色鮮やかなチューリップや他の春の花々が咲き誇り、毎年3月末~5月末のみの期間限定で開園し、その時期に多くの観光客が訪れます。
なんと昨年2023年には約2ヶ月間の間に140万人もの人が訪れたそうです!
公園内には、美しい池や水路や風車、整備された庭園や大きなビニールハウスなどがあり、散策しながら様々な花を楽しむことができます。
もちろんキューケンホフ公園の目玉は、数々の美しいチューリップの品種を鑑賞できること。
想像を超える様々な色や形のチューリップに出会うことができます。
また、チューリップ以外にも、ハナミズキやクロッカス、スイセン、ヒヤシンスなど、さまざまな花が一面に咲き誇ります。
また、レストランやカフェもあるので、休憩しつつ一日中ゆったりと楽しむことができます。
キューケンホフ公園(Keukenhof)
- 住所:Stationsweg 166A, 2161 AM Lisse
- 営業時間:2024年3月21日~5月12日 午前8時~午後7時30分
- 入場料:19.5ユーロ(現地チケット売り場で購入した場合は23ユーロ)
キューケンホフ公園へのアクセス
公共交通機関(コンビチケット)
キューケンホフ公園行きのバスが、アムステルダムやスキポール空港から出ているのでそれを利用することができます。
また、コンビチケットというキューケンホフ公園1日券とバス往復料金がセットになったものが売られているので、こちらを利用するとアムステルダム市内などから簡単にキューケンホフに日帰り旅行することができるのでおすすめです。
詳しくはこちら
車
駐車場はキューケンホフ公園の入り口すぐの場所にあります。
ただし、車をキューケンホフ公園の駐車場に停める場合は、駐車チケット(1台につき8ユーロ)を事前にオンラインで購入する必要があります。
入場チケットを購入する際に、駐車チケットを追加して決済するだけなので特に難しくはありません。
ただし特に土日の朝10時以降や夕方など入場者や帰宅客が多くなる時間帯は、周辺の道路がとても混むので、注意が必要です。
キューケンホフ公園の所要時間
キューケンホフ公園の敷地は広いので、全て観光するには半日ほど必要です。
チューリップをはじめとして様々な美しい植物・庭園がみられるので、植物が好きな方は1日いても飽きないでしょう。
キューケンホフ公園の見頃、訪れるのにオススメの時期について
それぞれの花やその年の天候によって開花時期はまちまちなので、一概にベストシーズンを決めることは難しいです。
しかし、キューケンホフ公園では、見頃の花を最高の状態で見られるようにしているので、正直なところいつ行っても美しい庭園を観ることができます。
クロッカスやスイセン、ヒヤシンス、早咲きのチューリップが前半の時期に咲き、大きめのチューリップなど、その他の花は後半の時期に咲くという特徴があるので、開園期間の前半・後半とそれぞれ異なる雰囲気が楽しめるるので、ご自身の見たい花に合わせて訪れる時期を決めることもできます。
キューケンホフ公園が開園する3月~5月の時期になると公式HPで最新の花のレポートが更新されたり、公式SNSに写真がアップされたりするので、訪れる時期を決める際の参考にしましょう。
ただ、キューケンホフ公園ではほとんどの時間を屋外で散策することになるので、咲いている花の種類以上に晴れていることの方が重要です。
オランダ含めたヨーロッパ全体に言えることですが4月、5月と後半になるにつれて晴れの日が多くなる傾向にあるので、後半に行くと快晴のもと散策できる可能性が高いです。
ただし、観光客はみんな同じことを考えるので、晴れの日が多くになると混雑しやすいので注意しましょう。
混雑を避けたい場合の時間や曜日
公園は10:30より前と16:00以降は比較的混雑していないので、ゆっくり写真を撮ったり、人の波を気にせずにのんびり散策することができます。
また、月曜、火曜、水曜は他の曜日に比べて混雑が少ないとされているので訪問におすすめです。
公式サイトからチケットを購入する場合は、日付を指定する際にその日の現時点での混雑具合が分かるので、それも合わせて参考にしましょう。
キューケンホフ公園の見どころ
キューケンホフ公園の見どころは何といっても、チューリップが一面に咲き乱れる庭園です。
写真は2023年4月末に訪れた際のものです。
開園時間ちょうどのメインゲートです。
かなり長い列ができていますが、10分ほどで園内に入ることができました。
朝一で入園すると少し朝もやのかかった園内やチューリップが見られます。
園内にある風車に上ると見える、敷地外の花畑も壮観です。
様々な色の花が咲き乱れて、見ているだけで楽しいです。
また追加でチケットを購入することで、キューケンホフ内を45分かけて電動ボートで周遊するツアーに参加することができます。
体力に自信のない方や、ゆっくりと景気を楽しみたい方は、ツアーに参加してみるのも良いかもしれません。
キューケンホフ公園観光の注意点
混雑
キューケンホフ公園は、1年のうちの数週間しか開園せず、たくさんの人がその時期に訪れます。
当然、土日は混雑する可能性が高いです。
混雑している日は、園内のレストランやカフェもかなり混雑するので、食事する時間をずらしたり、パンやお菓子などを持ち込むなどの対策をすることをオススメします。
チケット
キューケンホフ公園のチケットは、公園のチケット売り場で当日券を購入するとオンラインで購入するより1人当たり3.5ユーロ(約560円)高くなるので、オンラインで購入しておきましょう。
また、土日のチケットを中心に3~4日前になると売り切れる日も出てくるので、事前購入をオススメします。
天気予報で晴れの予報が出ている土日は特に早めに売り切れてしまうため、行く日が決まっている場合は早めに購入しておきましょう。
おわりに
以上がキューケンホフ公園の観光についてでした。
観光の際の参考になれば幸いです。
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