【エアコンがないドイツの暑い夏】4つのポイントで部屋を涼しく快適に!

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ドイツの夏は30度を超える厳しい暑さが続きますが、エアコンを設置している住居は1割以下しかありません。
多くの人がエアコンのない家で夏を過ごしています。

私も最初にドイツに来た頃は、夏の換気方法を知らずに暑い部屋で過ごしていました。
しかし、気密性の高いドイツの住宅では、エアコンがなくても正しい換気を行うことで快適に過ごせます。

以下、ドイツの住宅で快適に夏を過ごすための4つのポイントをご紹介します。

目次

部屋を涼しくする4つのポイント

ひらめき-イラスト
  • 朝と夜だけ換気をする
  • 日中はカーテンや雨戸を閉めて日光を遮る
  • 扇風機を使う
  • 最終手段:ケラー(地下倉庫)に避難する

朝と夜だけ換気をする

早朝、まだ日が昇る前に窓を開けて涼しい空気を部屋に入れ、日中の気温が上昇する前に窓を閉めます。
そして夕方、日が落ちるころに窓を開けて涼しい空気を取り入れます。
重要なのは、昼間の暑い空気を部屋に入れないことです。

通常ドイツでは、1日数回こまめに換気することが求められますが、夏は上記のように日中の換気はしません。
日が照っている時間に窓を開けてしまうと、暑い空気が部屋の中に入ってきてしまい大変なことになります。

日中はカーテンや雨戸を閉めて日光を遮る

早朝に部屋に涼しい空気を入れたら、カーテンや雨戸を閉めます。
これにより部屋の温度上昇を防ぎます。
日中は薄暗い部屋で過ごすことになりますが、室内の温度は低く保たれます。

ドイツでは5月頃までずっと曇ってどんよりとした時期が続きますが、その季節が終わり、カラッと晴天が続くようになったかと思うと、部屋の中ではカーテンを閉め切った生活を強いられます。
しかし、カーテンを閉めておかないと家の中は蒸し風呂状態になるので、致し方ありません。

扇風機を使う

ドイツは湿度が低いため、扇風機の風に当たるだけでもずいぶん涼しく感じます。

我が家では日本から持ってきた家電の中で、扇風機が一番重宝しています。
日本から家電の持ち込みについては、下記記事を参考にしてください。

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上記のポイントの他に、不要な電化製品の電源を切ることも効果があります。
電化製品は稼働するだけで熱を発します。
また、ドイツでは電気代が日本の2.5〜3.5倍と言われますし、電力の無駄遣いは避けたいものです。
できるだけ不要な電化製品の電源を切っておくようにしましょう。

最終手段:ケラー(地下倉庫)に避難する

それでもまだ暑い場合は、ケラーに避難しましょう。

ケラーはとは地下倉庫のことで、ドイツの住宅にはだいたい備え付けられています。
ケラーは地下に位置しているため日光も入らず、夏でも涼しく過ごせます。
折りたたみ椅子や本を持ち込んで、外が涼しくなるのを待ちましょう!

おわりに

暑い夏でもドイツの住宅で快適に過ごすためのポイントをご紹介しました。
これらのアドバイスを参考に、熱中症予防にも気を配りながら快適な夏を過ごしましょう!

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