【個人手配で行くハンガリー】ブダペスト観光には何日必要?実際に旅したルートを公開

「ドナウの真珠」と称される美しい街、ハンガリーの首都ブダペスト。
日本ではまだ馴染みが薄いかもしれませんが、その美しい街並みは世界遺産にも登録されています。
丘の上にそびえるブダ城や、ドナウ川沿いにそびえ立つ国会議事堂は、ブダペストを代表する観光スポットです。
また、ブダペストは世界有数の温泉都市としても知られ、セーチェーニ温泉やゲッレールト温泉など、歴史ある温泉施設で旅の疲れを癒すことができます。
ヨーロッパの中でも比較的物価が安いため、お得にヨーロッパ旅行を楽しみたい方にもおすすめです。
限られた時間で効率よくブダペストの魅力を満喫したい――そんな方のために、私が実際に訪れた際の旅行ルートと観光スポットを詳しくご紹介します。
移動のしやすさや立ち寄る順番にもこだわったプランですので、ぜひ参考にしてください。
ブダペスト観光に必要な日数

ブダペストの最適な滞在日数は一般的に2~3日と言われています。
筆者はブダペストに3日間滞在しましたが、主要な観光地をゆったり楽しむことができました。
スケジュールを詰め込めば、2日間で主要な観光スポットを巡ることができるでしょう。
以上のことから、ブダペスト観光に必要な日数は以下の通りです。
- 2日間:ブダペストの見逃せない名所を観光
国会議事堂やブダ城などの主要な観光スポットを巡ることができます。
2日間ではやや駆け足になるかもしれませんが、効率よく観光スポットを回れば、十分にブダペストの雰囲気を堪能できるでしょう。 - 3日間:ブダペストの街をじっくり散策する
3日間あれば、主要な観光スポットに加えてゲッレールト温泉やセーチェーニ温泉などをゆっくり楽しむことができます。
さらに、ドナウ川クルーズに参加したり、中央市場でハンガリーの味覚を堪能するなども可能でしょう。
ブダペストの観光地おすすめランキング
実際にブダペストを旅行し、おすすめの観光スポットをランキング形式でまとめました。
所要時間も記載しているので、旅行プランを立てる際の参考にしていただければ幸いです。
- おすすめ度★★★
- おすすめ度★★
- おすすめ度★
おすすめ度★★★
国会議事堂

1885年から1904年にかけて建設された国会議事堂です。
ガイドツアーで内部を見学できます。
階段を上った先にあるドーム型のホールでは、ハンガリー国家の象徴とされる聖イシュトヴァーンの王冠を鑑賞できます。
12世紀末に作られたこの王冠は、歴代のハンガリー国王が受け継いできたもので、幾度となく盗難や紛失に見舞われながらも、その度に発見されてきた歴史を持っています。
メインエントランスであるライオンゲートへと続く大階段も、国会議事堂の見どころの一つです。
夜になると、国会議事堂は綺麗にライトアップされます。
ドナウ川クルーズに参加し、船上からその幻想的な姿を眺めてみましょう!
所要時間
内部見学ツアーは45分間。
日本語オーディオガイド付きのツアーも用意されています。
注意点
聖イシュトヴァーンの王冠が展示されている部屋は、全て撮影禁止です。
言語によってツアーの参加可能時間が異なります。
事前にチケット販売サイトでツアーの開催時間を確認し、チケットを購入しておきましょう。
時期や日付によっては、1か月以上前でも売り切れていることがあるため、日程が決まったら早めにチケットを購入することをおすすめします!
国会議事堂(Országház)
- 住所:Budapest, Kossuth Lajos tér 1-3, 1055 Google Mapで開く
- 営業時間:8時00分~18時00分 11月~3月は16時00分まで
- 入場料:13,000HUF
ハンガリー国立歌劇場

1884年に開場したネオ・ルネサンス様式の国立歌劇場です。
ファサードにはモーツァルトやリストなどの巨匠の像が飾られ、また内部は豪華な装飾で彩られており、必見です。
「オペラはちょっと敷居が高いな…」と思っている方も、ご安心ください。
ハンガリー国立歌劇場では、コンサートに参加しなくても内部を見学できるツアーが開催されています。
そして何より、ツアーの最後には、2人の歌手が数分間オペラの一幕を実際に披露してくれるため、オペラの魅力を手軽に味わうことができます。
所要時間
内部見学ツアーは1時間。
注意点
ツアーの参加可能人数には限りがあるため、事前に公式サイトで日時指定チケットを購入しておきましょう。
日本語対応のツアーはありません。
ハンガリー国立歌劇場(Magyar Állami Operaház)
- 住所:Budapest, Andrássy út 22, 1061 Google Mapで開く
- 営業時間:英語ツアーは毎日13時30分、15時00分、16時30分から開催
- 入場料:ツアーは9,000HUF
ゲッレールト温泉

ゲッレールト温泉は、1912年から1918年にかけて建設されたアール・ヌーヴォー様式の温泉浴場です。
カルシウム、マグネシウム、炭酸水素を多く含み、関節痛や関節炎、血液循環の改善、喘息に良いとされています。
屋内外にさまざまな湯舟やプールがあり、温度も温水プール程度のぬるめのものから、40℃近い温かいものまで幅広く揃っています。
また、日本で一般的なものと比べるとかなりぬるめですが、サウナもあります。
脱衣所には、ロッカータイプと、大人3人ほどが使える鍵付きのキャビン(個室)タイプがあり、どちらかを選ぶことができます。
日本とは異なり、温度が低めの温泉が多いため、長時間入ってものぼせることなく、じっくりと温泉を楽しむことができます。
筆者は、ぬるい温泉に飽きたら40℃の温かい温泉に入り、温まったらまたぬるい温泉に戻るというループを繰り返していました。
内装も美しく、リラックスできる空間で、今回のブダペストの旅で一番思い出深い場所となりました。
ブダペストでもう一つ有名な温泉施設としてセーチェーニ温泉がありますが、ゲッレールト温泉の方が比較的空いているということだったので、ゆっくり温泉を楽しみたかった筆者はゲッレールト温泉に行くことにしました。
確かに、ゲッレールト温泉は混雑しすぎておらず、ゆっくり楽しむことができたので良かったです。
注意点
日本の温泉とは異なり、男女混浴で水着の着用が必須です。
現地でも購入できますが高額なため、水着・サンダル・タオルなどは持参することをおすすめします。
プールで泳ぎたい方は、水泳帽も忘れずに持っていきましょう。
脱衣所には脱水機が置いてあります。
濡れた水着をある程度乾かした上で持って帰ることができるので安心です。
ゲッレールト温泉(Gellért Gyógyfürdő és Uszoda)
- 住所:Budapest, Kelenhegyi út 4, 1118 Google Mapで開く
- 営業時間:9時00分~19時00分
- 入場料:11,000HUF~
おすすめ度★★
ブダ城

ブダ城は、かつてハンガリー王宮として使用され、歴代の王や支配者によって改築されてきました。
現在、ブダ王宮にはブダペスト歴史博物館やハンガリー国立美術館があります。
他に敷地内には、歴代ハンガリー王の戴冠式が行われたネオゴシック様式のマーチャーシュ教会や、ブダペストの街並みを一望できる漁夫の砦などの見どころがあります。
マーチャーシュ教会は、かわいらしい屋根が印象的で、内部も細やかに装飾されており、とても印象に残っています。
所要時間
王宮の丘と呼ばれる高台全体を散策するのには、約1時間。
マーチャーシュ教会の内部見学は、約30分。
さらに、博物館や美術館を見学する場合は、それぞれ追加で1~2時間ほどかかります。
注意点
漁夫の砦の展望台に登るには通常1,500HUFの入場料が必要ですが、営業開始時間の9時前であれば無料で入場できます。
節約したい方は、朝見学するのがおすすめです。
また、ブダ城は他のブダペストの観光地と比べてツアーの団体客が明らかに多いため、混雑を避ける意味でも朝の訪問がおすすめです。
ブダ城へ登るための有料ケーブルカーが、ドナウ川近くの通りにありますが、徒歩で無料で登れるため、節約したい方には徒歩がおすすめです。
階段や坂もそれほどきつくないので、よほど体力に自信がない方以外は徒歩で問題ないでしょう。
ブダ城(Budavári Palota)
- 住所:Budapest, Szent György tér, 1014 Google Mapで開く
- 営業時間:
マーチャーシュ聖堂 原則9時00分~17時00分 日曜は13時15分~
漁夫の砦 6~9月 9時00分~21時00分、10~5月は~19時00分
ブダペスト歴史博物館 10時00分~18時00分
ハンガリー国立美術館 10時00分~18時00分 月曜休み - 入場料:
マーチャーシュ聖堂 3,100HUF
ブダペスト歴史博物館 3,800HUF
ハンガリー国立美術館 5,400HUF
セーチェーニ鎖橋

1849年に完成したブダペストで最も古い橋で、ドナウ川を挟んでブダ地区とペスト地区を結んでいます。
橋を渡りながら景色を楽しんだり、夜はライトアップされるので、ドナウ川クルーズに参加して夜景を眺めるのもおすすめです。
所要時間
約20分
セーチェーニ鎖橋(Széchenyi Lánchíd)
- 住所:Budapest, Széchenyi Lánchíd, 1051 Google Mapで開く
ハンガリー国立博物館

ハンガリー国立博物館では、石器時代からマジャル人の到来、オスマン帝国とハプスブルク家の支配時代、そして社会主義時代から民主化独立に至るまで、各時代の展示を見ることができます。
11世紀に修道女によって縫製されたハンガリー国王の戴冠式マントや、フランツ・リストのピアノなどは、博物館のハイライトと言えるでしょう。
私個人としては、オーストリア=ハンガリー二重帝国時代の名残であるオーストリア皇妃エリザベート(シシィ)に関する展示や、ハンガリーの伝統衣装の愛らしさが特に印象に残りました。
所要時間
約3時間
ハンガリー国立博物館(Magyar Nemzeti Múzeum)
- 住所:Budapest, Múzeum krt. 14-16, 1088 Google Mapで開く
- 営業時間:10時00分~18時00分 月曜休み
- 入場料:3,500HUF
聖イシュトヴァーン大聖堂

1851年に建設が開始され、1905年に完成した聖堂で、ハンガリー初代国王イシュトヴァーン1世にちなんで名付けられました。
大聖堂には、イシュトヴァーン1世の右手のミイラが聖遺物として保管されています。
また、追加料金はかかりますが、エレベーターでドームまで上がり、美しい眺望を楽しめます。
所要時間
約45分
聖イシュトヴァーン大聖堂(Szent István Bazilika)
- 住所:Budapest, Szent István tér 1, 1051 Google Mapで開く
- 営業時間:9時00分~17時45分 日曜は13時00分~
- 入場料:2,400HUF
おすすめ度★
ドナウ川遊歩道の靴

第二次世界大戦中、ハンガリーのファシスト党員によって、多くのユダヤ人がこのドナウ川の川岸で処刑されました。
このモニュメントは、その悲劇を象徴しています。
国会議事堂が近くにあるため、国会議事堂の見学と合わせて訪れるのが良いと思います。
所要時間
約15分
ドナウ川遊歩道の靴(Cipők a Duna-parton)
- 住所:Budapest, 1054 Google Mapで開く
英雄広場

ハンガリー建国1000年を記念して1896年に建設が開始された広大な広場です。
広場の中央には、高さ36メートルのミレニアム記念碑がそびえ立ち、その頂には、ハンガリーの守護天使である大天使ガブリエルの金の像が輝いています。
広場の両側には、ハンガリーの歴代の王や英雄たちの像が並び、ハンガリーの歴史を物語っています。
これらの像は、ハンガリーの歴史の中で重要な役割を果たした人物たちを称えるものです。
セーチェーニ温泉やブダペスト国立西洋美術館を訪れるついでに立ち寄るのが良いでしょう。
所要時間
15分程度
英雄広場(Hősök tere)
- 住所:Budapest, Hősök tere, 1146 Google Mapで開く
実際に観光してみた:ブダペスト観光 3日間のスケジュール
1日目
電車で約1時間

1日目はハンガリー国立博物館へ。
ハンガリーの歴史を一通り知ることができる博物館です。
年代順に展示がされているので、分かりやすかったです。
所要時間:約3時間

ハンガリー出身のフランツ・リストが使用したピアノが展示されています。
2日目

第二次世界大戦中に多くのユダヤ人がこのドナウ川の河岸で殺害されたことを追悼するために作られたモニュメント。
歴史を知ったうえでこの景色を見ると、何とも言えない気持ちになります。
所要時間:約15分
12分

次に、国会議事堂を訪れます。
ハンガリー国家の象徴とされる聖イシュトヴァーンの王冠や、大階段など見どころがたくさんあります。
所要時間:約45分

天井や柱など、細部の装飾が美しい大階段。

議場も華やかです。
45分

続いて、ハンガリー建国1000年を記念して建設された英雄広場へ。
ヨーロッパには広場が多くありますが、ここまで大きな広場はなかなかないと思います。
所要時間:約15分
7分

せっかく英雄広場まで来たので、広場の奥にあるセーチェーニ温泉などがある公園を散策しました。
広大な緑地には、温泉施設以外にも立派な建物がいくつかありました。
訪れた日はイベントが開催されており、軽食やハンドメイドの雑貨、はちみつなどが販売されていました。
所要時間:30分~

主に地元の人々を中心に、にぎわっていました。
地下鉄で17分

所要時間:約45分
12分

オーストリア皇妃エリザベートとも深い関係があるハンガリー国立歌劇場。
内装も豪華で圧巻でした。
所要時間:約1時間

ツアーの最後には、オペラの一幕をオペラ歌手が実際に歌ってくれます。
演じる場所は階段の踊り場で、舞台上ではありませんが、それでもオペラの雰囲気を感じることができます。
ツアーの参加可能人数は限られているので、事前に公式サイトで日時指定チケットを購入しておきましょう。

日本語のツアーはないため、英語のツアーに参加することになります。
ブダペストの人気観光スポットなので、早めに予約しておきましょう!
30分


ツィタデッラという丘の上にある元要塞を目指して歩きました。
工事中で要塞に入れないことは知っていましたが、眺めが良いということで訪れたものの、かなり本格的に工事が行われており、要塞どころか頂上部分はほとんど歩けませんでした。
所要時間:頂上まで片道30~45分


工事中の様子(2024年旅行当時)。
3日目


朝一でセーチェーニ鎖橋を渡り、ブダ城周辺を目指します。
所要時間:約20分
12分


早朝は人も少なく、ゆっくり観光することができます。
所要時間:約20分


漁夫の砦の展望台に登るには通常1,500HUFの入場料が必要です。
しかし、営業開始時間の9時前であれば、上記の写真のようにゲートが解放されており、無料で入場できます。



節約したい方は、朝に見学するのがおすすめです。
1分


屋根のモザイク柄が可愛い教会ですが、内部も彩色されており、綺麗でした。
所要時間:約30分




ブダ城の内部には博物館や美術館がありますが、今回は入場せず、外観や敷地内を散策するだけにしました。
約30分~
所要時間:分


ブダペストを訪れたら必ず行きたいのが、温泉!
ということで、ゲッレールト温泉へ。
いろいろな温泉に浸かって、とてもリラックスできました。
所要時間:1時間30分~


ロビーの装飾も美しい。


さまざまな温泉があり、みんな思い思いにリラックスしています。
写真は、奥に行くほど水深が深くなる温泉です。最深部は足が全くつかないほど深かったです。
日本の温泉とは異なり、男女混浴で水着の着用が必須です。
現地でも購入できますが高額なため、水着・サンダル・タオルなどは持参することをおすすめします。



ヨーロッパではあまり見かけない、40℃の温かい温泉もあるので、しっかり温まれます!


施設内には写真のように脱水機が設置されており、無料である程度水着を脱水することができます。



温泉に入ったのは旅行最終日でしたが、ある程度水着を乾かしてから、飛行機に乗ることができました。
電車で約1時間
ハンガリー旅行に行くなら、まず『地球の歩き方』を読んでみましょう!
ハンガリーの観光地についてザックリ把握することができてとても便利です。


情報量でいうと、世界で最も売れている旅行ガイド『Lonely Planet』の右に出るものはいません。
私も旅行の日程を決めるときは必ず『Lonely Planet』を読んで決めます。


日本語版は無いのが残念ですが、問題ありません!
KIndle版を購入するか、Kindle Unlimitedに入会しアプリで読むと翻訳機能が使うことができます。
Kindle Unlimitedは初回30日間無料なので、気軽にお試しできるのがうれしいところ。
Lonely Planetについては以下の記事で詳しく解説しているので、興味がある方は読んでみて下さい。


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