【必見】ドゥブロブニクからコトルへの移動方法ガイド|バスでの失敗談とタクシーのメリット

先日、バスでドゥブロブニクからコトルへ行ってきました。
当初はバスで往復する予定だったのですが、想像以上にコトルに着くまで時間がかかったため、コトルからドゥブロブニクに帰る際はタクシーを利用することにしました。
この記事では、ドゥブロブニクからコトルへの旅行を計画している方に向けて、バスとタクシーを利用した筆者の実体験を通じて、どちらが快適で効率的だったのかを振り返り、具体的なアドバイスをお伝えします。
コトルとは

モンテネグロのコトル(Kotor)は、アドリア海に面した美しい湾と歴史的な街並みが特徴で、たくさんの猫がいることでも有名な街です。
石造りのヨーロッパらしい風景が広がる旧市街はユネスコ世界遺産にも登録されており、クロアチアの人気観光地であるドゥブロブニクからの日帰り旅行先としても多くの観光客に親しまれています。
ドゥブロブニクからコトルへの行き方

ドゥブロブニクからコトルへ行く際は、クロアチアとモンテネグロの国境を通過する必要があります。
国境では出国・入国審査が行われますが、特に観光シーズン中は混雑し、待ち時間が長くなることがあります。
さらにクロアチアがEUに加盟してから、以前にも増して国境審査が厳しくなり、時間がかかるようになったとのことです。
これを踏まえた上で、ドゥブロブニクからコトルへ向かう交通手段を見ていきましょう。
バス
バスは最も手ごろな値段でドゥブロブニクとコトル間を移動することができます。
ドゥブロヴニクの主要バスターミナル(Autobusni Kolodvor Dubrovnik)からコトルまで直行便が運行されています。
ただし後述の筆者の体験談の通り、大幅に遅延するリスクがあるので、コトルへの日帰り旅行を検討している方はバスを避けた方が良いでしょう。
筆者が乗車したバス会社Jadran Ekspres Kotorが提供するバスは、エアコンが十分に作動しておらず、窓も開かないため、暑さが苦手な方にもおすすめできません。
バスのスケジュールは時期によって異なるため、事前に確認をしておきましょう。
また、バスのチケットは事前にオンラインで購入することができます。
ピークシーズンは早めに売り切れる場合があるため、夏季は事前予約が必須となります。
- 所要時間: 約2.5~5時間以上
(バス会社や国境の待ち時間による、筆者の体験談を参照) - 料金: 20~30ユーロ程度
タクシー
タクシーは料金は高いですが、バスよりもはるかに速く目的地に到着でき、エアコンの効いた快適な車内で移動時間を過ごすことができるため、おすすめです。
また、バスとは異なり、地元の人が利用する比較的混雑の少ない国境検問所を通過するため、待ち時間を短縮できます。
さらに、乗降場所を指定でき、宿泊予定のホテルなど目的地まで直接連れて行ってもらえるのも便利です。
- 所要時間: 約2.5~3時間
- 料金: 150~250ユーロ程度
レンタカー
海外での運転に不安が無ければ、レンタカーで時間に縛られずに観光するのもおすすめです。
ただし、海外で運転する場合は国際運転免許証が必要です。
また、レンタカー会社によっては、クロアチアからモンテネグロへの越境に追加料金がかかることがあり、予想以上にレンタカー代が高くなる場合があるため注意が必要です。
- 所要時間: 約2.5~3時間
- 料金:レンタカー会社や時期による
フェリー
観光シーズン中の6月下旬から9月下旬には、Adriatic Linesが運航するフェリーで、ドゥブロヴニクからブドヴァ(Budva)まで約2時間で行くことができます。
ブドヴァからコトルへはバスに乗る必要がありますが、国境審査の時間が大幅に短縮されるため、混雑するピークシーズンにコトルを訪れる際には、このルートを選択肢に入れても良いでしょう。
- 所要時間: 約2~4時間
- 料金: 50ユーロ~
番外編:ツアーに参加する
上述の通り、バスで移動する場合、国境審査に時間がかかったり、渋滞に巻き込まれたりして、到着が大幅に遅れることがあります。
その結果、最悪の場合、日帰りでコトル観光を予定していても、到着後すぐにドゥブロヴニクに戻らなければならない事態になりかねません。
そのため、ドゥブロヴニクからコトルへの日帰り旅行を計画している場合は、ツアーに参加することをおすすめします。
ドゥブロヴニク発の日帰りツアーは多くのツアー会社が催行しており、タクシーで往復するより価格もお手頃なので、良い選択肢となるでしょう。
実際にドゥブロブニクからコトルに旅行してみた
バス(ドゥブロブニク発⇒コトル着)

筆者は、ドゥブロブニクからコトルまでをバスで移動しました。
バスの発着予定時間は以下の通りです。
- ドゥブロブニク発:11:00
- コトル着:13:10
所要時間は2時間10分のはずでしたが、実際には5時間以上かかりました。
大幅に到着時間が遅れた原因は、主に以下の2つです。
- 国境審査の時間がバスの所要時間に一切含まれていない
- 運転手が色々ルーズ
それぞれの原因を解説していきます。
1.国境審査の時間がバスの所要時間に一切含まれていない
ドゥブロブニクからコトルへ行くには、クロアチアとモンテネグロの国境を越える必要があります。
モンテネグロはEUに加盟していないため、厳格な出入国審査があります。
大まかな流れは以下の通りです。
- クロアチアの出国ゲートで全員がバスから降りて出国審査。
- 再びバスに乗り、モンテネグロの入国ゲートへ移動。
- モンテネグロの入国ゲートで再度全員がバスから降りて入国審査。
- 審査終了後、再びバスに乗車し、コトルへ向かう。
筆者が訪問した10月には、国境越えに1時間30分かかりました。
2.運転手が色々ルーズ
筆者が乗ったバスが特にハズレだった可能性もありますが、運転手の行動にも問題がありました。
停車予定のない場所で勝手に停車して自分の食事を買ったり、見知らぬ駐車場で人を待つために勝手に停車したりして(結局誰も来ませんでした)、バスの運行とは関係のないことでかなりの時間が無駄になりました。
さらに、コトル付近の道路は一本道で、渋滞が頻繁に発生します。
モンテネグロに入国してからコトルに到着するまでに、Google Mapsで予測されていた所要時間を大幅に超える時間がかかりました。
結果として、13時10分到着予定が、実際には16時30分にコトル到着となり、乗客からは不満の声が上がっていました。
筆者が利用したバス会社、Jadran Ekspres KotorのGoogle Mapsの評価を見ると、遅延や運転手に関する低評価が多く見られるため、このバス会社を利用する場合は、かなりの確率で遅延が発生すると考えておいた方が良いでしょう。
タクシー(コトル発⇒ドゥブロブニク着)

コトルからドゥブロヴニクへの帰りは、元々バスを予約していましたが、行きでの大幅な遅延や長時間のバス車内の暑さを経験したため、タクシーに変更しました。
タクシーの料金は180ユーロと安くはありませんでしたが、時間短縮と快適さを考慮すると妥当な選択でした。
驚いたことに、国境を約15分で通過でき、行きのバスとは比べものにならないほど早く目的地に到着することができました。
結果として、2時間45分でドゥブロブニクに着くことができました。
クロアチアとモンテネグロの国境審査が行われている主要な場所は、以下の2ヶ所です
- デベリ・ブリイェグ(Debeli Brijeg)/ カラソヴィチ(Karasovići)
- この国境は、ドゥブロブニクからモンテネグロに向かう主要なルートであり、最も利用される国境検問所です。クロアチア側がカラソヴィチ、モンテネグロ側がデベリ・ブリイェグと呼ばれています。
- コビラ(Kobila)/ ヴィタリナ(Vitaljina)
- こちらはやや利用頻度の低いルートで、コトルやヘルツェグ・ノヴィ(Herceg Novi)など、モンテネグロ北西部に向かう際に利用されます。
クロアチア側がヴィタリナ、モンテネグロ側がコビラです。
- こちらはやや利用頻度の低いルートで、コトルやヘルツェグ・ノヴィ(Herceg Novi)など、モンテネグロ北西部に向かう際に利用されます。
主に観光客が利用するのはデベリ・ブリイェグ/カラソヴィチの国境ですが、混雑状況に応じてもう一方のルートも選択肢となります。
特に、タクシーやハイヤーなどに運転を依頼した際は、コビラ/ ヴィタリナのルートを利用してくれる場合があり、大幅な時間の節約になります。
筆者が帰りに利用したのもコビラ/ ヴィタリナのルートでした。
【結論】コトルに行くならツアーかタクシー
筆者はコトルで1泊したので、ツアーを利用してはいませんが、ドゥブロブニクからコトルへの日帰り旅行を計画している場合は、ツアー一択でしょう。
バスを利用すると筆者のように、大幅な遅延が発生し、コトルに着いたらすぐにとんぼ返りしなくてはならない…なんてことになるかもしれません。
なるべく安く、確実に日帰りでコトル観光をしたいのであれば、ツアーを利用しましょう。
ドゥブロブニク発コトル日帰りツアーはいくつもあるので、ご自身の希望に沿ったツアーが簡単に見つかるはずです。
また、コトルに1泊してゆっくり観光したい、なるべく自由に街歩きしたい、という方にはタクシー(ハイヤー)を利用することをオススメします。
閑散期や繁忙期で値段が変わるかと思いますが、ドゥブロブニク⇔コトルを片道180~250ユーロで行くことができ、ドアtoドアで送り届けてくれるので、かなり時間の節約になりますよ。
以上、筆者が実際に体験した「ドゥブロブニクからコトルへの移動について」の記事でした。
旅行する際の参考になれば幸いです。
クロアチア旅行に行くなら、まず『地球の歩き方』を読んでみましょう!
クロアチアの観光地についてザックリ把握することができてとても便利です。

情報量でいうと、世界で最も売れている旅行ガイド『Lonely Planet』の右に出るものはいません。
私も旅行の日程を決めるときは必ず『Lonely Planet』を読んで決めます。

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