【9日間で巡るポルトガル】リスボンからポルトまでの旅行完全ガイド
イタリアやイギリス、スイスなど、ヨーロッパ旅行の定番は魅力的ですが、円安の影響で旅行費用が気になりますよね。
そんな中、ポルトガルはヨーロッパの中でも物価が比較的安く、ごはんが美味しく、気候も良く、人も温かいのでおすすめです。
この記事では、実際に旅行した体験を踏まえ、個人手配で行った9日間のポルトガル旅行プランをご紹介します!
ポルトガル旅行を計画する際の、参考にしてみてください。
ポルトガル9日間の旅行プラン
リスボン・ウンベルト・デルガード国際空港に到着。
シントラのホテルの相場はリスボンよりも安いです。
ホテル代を節約するとともに、翌朝からシントラ観光をスムーズに始められるよう、リスボン市内には立ち寄らず空港から直接シントラへ向かいました。
Sintra行きの電車に乗り換えます。
シントラでは、ペーナ宮殿、ムーアの城跡、シントラ宮殿、レガレイラ宮殿といった主要な観光名所を早朝から夕方にかけて巡りました。
最後にシントラから少し足を伸ばして、バスでロカ岬も訪れました。
シントラに丸一日を費やしたおかげで、主要な観光地を楽しむことができました。
リスボンには3日間滞在しました。
3日間あれば、主要な観光地だけでなく、自分が気になる場所を訪れたり、気ままに散策を楽しむこともできます。
リスボンでは観光名所を旅程に詰め込むよりも、街中を気ままに散策したり、ゆったりと景色を楽しむ時間を多めに取る過ごし方をおすすめします。
Santa Apolónia駅から高速列車(IC)が出ています。
リスボンからポルトに移動する途中に立ち寄ったのがコインブラ。
コインブラ大学をメインに観光しました。
個人的には大学内にある有名な図書館よりも、実際に学生が学んでいる校舎が立ち並ぶエリアの雰囲気が気に入り、印象に残っています。
Rede Expressosというバス会社を利用しました。
ポルトには2日間滞在しました。
観光地がまとまっているポルトでは、2日間あれば徒歩で主要な観光地を巡ることができました。
リスボンとは異なる雰囲気で、個人的にはポルトガルで一番好きな街になりました。
各都市のおすすめ観光日数について
今回のポルトガル旅行で、私が訪れた各都市の観光日数は以下の通りです。
- シントラ観光:1日
- リスボン観光:3日
- コインブラ観光:1日
- ポルト観光:2日
個人手配の際に迷うポイントの一つが、どの都市に何日滞在するかではないでしょうか。
今回のポルトガル旅行では、4都市を9日間で周るという、移動が多めの日程を組みました。
そのようなプランで実際に旅行してみてどうだったのか、ご紹介します。
リスボン
リスボンはポルトガルの首都ですが、一般的には最適な滞在日数は2~3日と言われています。
筆者は今回の旅行ではリスボンに3日間滞在しましたが、予定を詰め込みすぎず、かなりゆったりと観光を楽しむことができました。
逆に、ポルトガルでの滞在日数が限られている方は、思い切ってリスボンの滞在を2日間に短縮し、リスボンから日帰りで観光できるシントラに1日を充てるという選択肢も十分にアリでしょう。
以上のことから、リスボン観光に必要な日数は以下の通りです。
- 2日間:リスボンの見逃せない名所を駆け足で観光
サン・ジョルジェ城やカルモ修道院、ベレン地区のジェロニモス修道院、ベレンの塔を訪れることができる日程です。
訪れる観光スポットを厳選すれば、トラムE28番に乗って景色を楽しんだり、大通りを散策する時間を取ることもできます。 - 3日間:リスボンの街をじっくり散策する
3日間あれば、リスボン中心部から少し離れた国立アズレージュ美術館などの美術館を巡ったり、世界的に有名なリスボン海洋水族館を訪れたりすることができます。
また、街中でケーブルカーに乗ったり、展望台でのんびり過ごしたり、壁に描かれたアート作品を探しながら細い路地を散策したりと、観光スポットを巡るだけでは味わえないリスボンの魅力を堪能することができます。 - さらに追加で1日:リスボン近郊のシントラやカスカイスへ
もう1日追加できるのであれば、リスボンから電車やツアーで近郊の街を訪れてみましょう。
ペーナ宮殿があるシントラや、リゾート地として知られるカスカイスは、リスボンからの日帰り観光地として有名です。
ポルトの観光スポットやモデルコースなど、より詳しい情報が知りたい場合は、以下の記事を参考にしてください。
ポルト
ポルトの観光スポットは比較的コンパクトにまとまっており、2日あれば主要な場所を巡ることができます。
筆者は丸2日をかけてポルトの主要な観光スポットを訪れることができました。
観光スポットを訪れるだけでなく、リベイラ地区やボリャン市場を散策する時間も確保でき、旅を満喫することができました。
以上を踏まえると、ポルト観光に必要な日数の目安は以下の通りです。
- 2日間:ポルトの見逃せない名所を観光
ポルト大聖堂やボルサ宮殿をはじめとする主要な観光地を巡ることができます。
ガイドブックに載っているすべての観光地を訪れるのは難しいものの、リベイラ地区の散策も含めて、充実したポルト観光を楽しむことができます。 - 3~4日間:ポルト郊外への日帰り旅行も可能
3日以上あれば、ドウロ渓谷沿いのワイナリーを訪れたり、アヴェイロやコインブラといった近郊の街を日帰りで観光する余裕もあります。
ポルトの観光スポットやモデルコースなど、より詳しい情報が知りたい場合は、以下の記事を参考にしてください。
シントラ
シントラの観光名所はそれほど多くないため、1日でも主要スポットを回ることはできますが、2日あればよりゆったりと楽しむことができます。
筆者はシントラで丸一日かけて主要観光スポット(ぺーナ宮殿、ムーアの城跡、シントラ宮殿、レガレイラ宮殿、ロカ岬)を巡りましたが、時間に追われる行程になってしまいました。
シントラはリスボンから電車で約40分とアクセスが良く、日帰りでも十分楽しめる場所ですが、ゆとりを持って観光し、食事も楽しみたい場合には、1日に巡るスポットを3つほどに絞ると良いでしょう。
以上を踏まえると、シントラ観光に必要な日数の目安は以下の通りです。
- 1日間:シントラの見逃せない名所を駆け足で観光
ペーナ宮殿やムーアの城跡、シントラ宮殿など主要な観光地を駆け足で巡ることができる日程です。
ただし、広大な庭園を持つレガレイラ宮殿では見どころだけをさっと見る形になるため、じっくり観光したい場合には物足りなさを感じるかもしれません。 - 2日間:シントラの観光地をじっくり観光
上記の観光スポットに加え、エキゾチックな雰囲気が魅力のモンセラーテ宮殿を見学したり、シントラの街をじっくり散策できる日程です。
また、ロカ岬やカスカイスなど少し郊外の観光地にも足を延ばすことができます。
シントラの観光スポットやモデルコースなど、より詳しい情報が知りたい場合は、以下の記事を参考にしてください。
コインブラ
リスボンとポルトの中間地点に位置するコインブラは、リスボン⇔ポルト間の移動途中に立ち寄られることが多い街です。
街自体がコンパクトなので、主要な観光スポットを回るだけなら半日~1日あれば十分に楽しめます。
筆者はリスボンからポルトへ向かう途中、コインブラに立ち寄りました。
約10時間の滞在で、主要な観光スポット(コインブラ大学、旧大聖堂、サンタクルス修道院)を巡り、旧市街を散策して、コインブラの街を十分に楽しむことができました。
もう1日滞在を追加すれば、街の雰囲気をさらにゆったりと楽しむことができるでしょう。
大学の学食で学生に交じって食事を楽しんだり、美術館を訪れたり、川沿いを散策したりと、大学の街ならではの雰囲気を味わうのも良いかもしれません。
以上のことから、コインブラ観光に必要な日数は以下の通りです。
- 1日間:コインブラの主要な観光スポットをじっくり観光
1日プランの場合、コインブラ大学や旧大聖堂、サンタ・クルス修道院といったコインブラを代表する観光スポットをじっくり巡ることができます。 - 2日間:さらにディープな観光スポットを観光+街の雰囲気を堪能
2日間あれば上記のスポットに加えて、新カテドラルや国立マシャード・デ・カストロ美術館などを訪れたうえで、コインブラの街をじっくり散策することができます。
コインブラの観光スポットやモデルコースなど、より詳しい情報が知りたい場合は、以下の記事を参考にしてください。
おわりに
以上が個人手配でポルトガルを旅行した際のプランでした。
旅行する際の参考になれば幸いです。
ポルトガル旅行に行くなら、まず『地球の歩き方』を読んでみましょう!
ポルトガルの観光地についてザックリ把握することができてとても便利です。
情報量でいうと、世界で最も売れている旅行ガイド『Lonely Planet』の右に出るものはいません。
私も旅行の日程を決めるときは必ず『Lonely Planet』を読んで決めます。
日本語版は無いのが残念ですが、問題ありません!
KIndle版を購入するか、Kindle Unlimitedに入会しアプリで読むと翻訳機能が使うことができます。
Kindle Unlimitedは初回30日間無料なので、気軽にお試しできるのがうれしいところ。
Lonely Planetについては以下の記事で詳しく解説しているので、興味がある方は読んでみて下さい。
コメント