【海外赴任、旅行におすすめ】Wiseを使ったスマートな海外送金、両替方法

2023年5月22日2024年4月4日

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海外で働く人にとって、海外送金は欠かせません。
ドイツで生活を始めた当初は特に手持ちのユーロが少なく、現地で生活ができないので日本から海外送金を行う必要がありました。
しかし、銀行を利用すると、高額な手数料や煩雑な手続きに悩まされることがあります。

何とか安い手数料で海外送金したいと思い、探した際に見つけたのが、Wiseというサービスです。
使ってみたところ便利だったので、我が家ではこれまでにWiseで100万円ほど海外送金を行っています。

また海外旅行に際して、普通に両替所や金券ショップなどで両替をすると手数料として、実勢よりも悪いレートでの換算を強いられます。
そんなときWiseで両替をしておけば、一般的な両替所などよりも安い手数料で外貨を手に入れ海外旅行を楽しむことができます。

Wiseって何？
Wiseはなぜ手数料が低いの？
海外送金の手数料ってどれくらい違うの？

上記の疑問を持つ方は、この記事をぜひ参考にしてください。
実際に使ってみて感じた、Wiseの魅力についてご紹介します！

Wiseとは

Wiseは、グローバルに展開する海外送金サービスです。
ワイズは、エストニア人2名によってイギリスで設立された企業になります。
ヨーロッパでは日本より知名度は高く、全世界で毎月90億ポンドの送金が行われています。

日本では、第二種資金移動業者としてきちんと登録を受けたワイズ・ペイメンツ・ジャパン株式会社（Wise Payments Japan K.K.）がサービスを提供しています。

WISE 公式サイト

Wiseの手数料はなぜ安いのか

通常の海外送金の問題点：為替レートには隠れた手数料が存在する

通常の銀行を通した国際送金は、SWIFTという仕組みを採用しています。
これは世界中の銀行を繋げるネットワークのようなもので、送金銀行と受取銀行の間に、複数の中継銀行を挟んで送金を行います。
複数の銀行を介しているせいで手数料が高額となってしまうのです。

Wise海外送金の仕組み

Wiseで海外送金を行う際は、まず送金人が自国にあるWiseの口座にお金を振り込みます。
その金額を受取人の国のWise口座から受取人の口座へと振り込むという仕組みです。
複数の中継銀行を挟まないため、手数料を抑えることができます。
またそのことによって、通常の海外送金よりもスピーディーに送金されます。

為替手数料も実際の為替レートに基づいて計算されるため、送金額に忠実に反映されます。

海外送金に Wise を使用すると、従来の銀行を使用するよりも手数料が4～8倍安くなります。
実際にどれくらいの差があるのかは、WiseのHPで確認してみて下さい。

WISE公式サイト

その他のWiseを使うメリット

送金の速さ

Wiseは世界中の銀行と連携しており、高速な送金サービスを提供しています。
従来の送金では数日かかることもあるのに対し、Wiseではほとんどの場合即時・遅くても同日中に送金が完了します。
実際に私が送金を行った時は30分ほどで入金が確認できました。

多通貨口座の利用

Wiseでは、ドル・ユーロ・ポンド・円などなど…50以上の異なる通貨で送金、保有、使用、送金を行うことができます。
これにより、異なる通貨での受け取りや支払いが容易になります。
海外での給与受け取りやビジネス取引においても便利です。

私の場合は海外旅行が好きなので、様々な海外の通貨を持つことができるのはかなりメリットと考えています。
日本で両替したり、クレジットカードで支払うよりも、Wiseの口座に紐づいたカードを使用した方が手数料が安く済みます。

例えば2024年1月5日時点でWiseで10万円をユーロに両替した場合627.40ユーロを受け取ることができますが、同日時点の大黒屋のレート(161.40円/ユーロ)を参照すると619.58ユーロになります。
8ユーロ程度ですがWiseの方がお得に両替できることが分かりますね。