【海外引越し】パッキングリストって何?海外引越しの荷造りは普通じゃない!
こんにちは、きぬたです。
海外引越しでの荷造りについて、書いていきます。
海外引越しでは多くの場合、業者の方が引越し当日にパパっと荷造りをしてくれます。
でも、下着や洋服・大切な物などなど、他人に触られたくないものや自分で丁寧に梱包したいものってありますよね。
海外への引越しは、国内の引越しと同じと思ってはいませんか?
実は、海外引越しには注意しなくてはいけない点があります。
海外引越しの荷造りって普通の引越しと違うの?
海外引越しでも大事な荷物は自分で荷造りしたい!何から始めればいい?
こういった疑問を解消していきましょう!
では、私の経験を踏まえて、気を付けたことなどを含めて解説していきます!
海外引越しのポイント
海外引越しで、通常の引越しと異なる点は以下の3点です。
- パッキングリストの作成
- 長時間の輸送や衝撃に備えた梱包
- 船便・航空便の荷物容量の考え方
パッキングリストの作成
日本を出た引越し荷物は、通関を通って海外に届きます。
そのため、どの段ボールに何が入っているかが分かる明細書「パッキングリスト」を作成する必要があります。
自分で梱包する際は、引越し業者からパッキングリスト用紙をもらいます。
引越し業者が用意する規定のパッキングリストを受け取ったら、自分で荷物の内容を記載します。
英語で記載するのか、どこまで細かく記載するかといったリストの記入の仕方はきちんと業者に確認しましょう。
長時間の輸送や衝撃に備えた梱包
飛行機の荷物の積み下ろしでは、荒っぽく扱われることもあるので、荷物にはかなりの衝撃がかかるリスクがあります。
航空便に壊れ物はなるべく入れないようにしましょう。
また、2~3ヶ月もの長い輸送時間がかかる船便の荷物は、数か月間海の上なので、それに耐えられるように対策する必要があります。
例えば衣類を輸送する場合には、防虫剤や乾燥材を入れておきます。
航空便・船便ともに梱包の際は、荷物同士の隙間を作らないようにTシャツやタオルやプチプチ(エアークッション)で隙間をしっかり埋めることが大事です。
船便・航空便の荷物容量の考え方
船便
船便は重さではなく、容量が基準になります。
重さが軽い物でも幅をとる大きな物の場合など、段ボールをたくさん使用してしまうと金額がかさみます。
なので、なるべくコンパクトに詰めることが重要です。
航空便
航空便は、実際の荷物の重さか容積重量のいずれか重い方が採用されます。
容積重量は、荷物の容量をもとに重さを計算する方法です。
ただし、航空便を梱包する場合、自分で容積重量を計算したりすることはないと思います。
実際、私の場合は業者の方から「この段ボールに入る分だけ航空便で輸送できます」ということで、段ボール3つをもらってそこに梱包しました。
そのため、私たちが気にしたのは荷物の重さだけでした。
荷物の重さは体重計で測り、大体の感じで梱包しました。
もちろん、最終チェックは引越し業者の方にやってもらい、規定料金で運ぶことのできる量を調整してもらいました。
荷造りの手順
続いて、実際の荷造りの手順についてみていきましょう!
荷造りの手順は以下の通りです。
- 段ボールの用意
- 荷物を梱包する
- パッキングリストの作成
段ボールの用意
まずは荷物を入れる段ボールの用意から始めます。
引越し業者に段ボールを依頼すると、宅配便などで自宅に届けてくれます。
段ボールは自分で用意するのではなく、引越し業者からもらったものを使用します。
船便では、荷物を梱包した段ボールを大きな外装用の箱に詰めて船で運びます。
無駄な空間をなるべく少なくし効率よく運ぶために、同じ規格の段ボールを使用する必要があるそうです。
航空便用の段ボールは、荷物が壊れるのを防ぐために2重構造でかなり頑丈な作りでした。
また、可能であれば段ボールと合わせて梱包材も貰いましょう。
私は段ボールと合わせて、緩衝材(プチプチなど)やガムテープを一緒にもらいました。
荷物を梱包する
段ボールに荷物を入れる際は、キッチン用品・衣類・食料品…という具合に同じカテゴリーごとに分けて入れていきます。
分けて入れていくことで、パッキングリストの作成がしやすくなります。
また、段ボールの底には緩衝材を敷き、梱包した荷物同士の合間には、服やタオル・緩衝材を使って隙間をなくしましょう。
新品の衣類や電化製品・食器を送る際は、少し注意する必要があります。
税関で、商品とみなされ課税されてしまう可能性があるからです。
対策としては、値札を外したり、パッケージを開封して包装を捨てて中身だけ送るのがおすすめです。
特に新品で同じものを大量に送る場合は、包装や値札を外すことに加えてなるべく分けて梱包しましょう。
パッキングリストの作成
荷物の梱包が終わったら、どの段ボールに何が入っているかが分かる明細書「パッキングリスト」を作成しましょう。
自分で梱包する際は、引越し業者からパッキングリスト用紙をもらい自分で荷物の内容を記載します。
英語で記載するのか、どこまで細かく記載するかといったリストの記入の仕方はきちんと業者に確認しましょう。
リスト作成の手順は以下の通りです。
- まずは、梱包済みの段ボールに通し番号を書きましょう。
段ボールに1番から順に番号を振っていきます。 - 同時に、メモ帳などに1番の段ボールには何を入れたかをメモしていきます。
- 上記をもとにパッキングリストを作成します。
- 作成したリストは、引越し当日に業者に渡します。
パッキングリストを作成したら、段ボールを閉じていきます。
これで引越し当日は荷物を運び出すのみです。
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