ノイシュヴァンシュタイン城完全ガイド!行き方・見どころ・所要時間を解説

皆さんは「ドイツ」と聞いて、どんな観光地を思い浮かべますか?
ケルン大聖堂やベルリンの壁、ローテンブルク、クリスマスマーケットなど、見どころは数多くあります。
その中でも、やはりノイシュヴァンシュタイン城はドイツを代表する観光地のひとつと言ってよいのではないでしょうか。
この記事では、実際にミュンヘンからノイシュヴァンシュタイン城を訪れた筆者が、アクセス方法や見どころ、さらにチケットが取れなかった場合の対処法まで詳しく紹介します。
これからドイツ旅行を計画される方の参考になれば幸いです。
ノイシュヴァンシュタイン城とは

19世紀、バイエルン国王ルートヴィヒ2世によって着工された城です。
この城は防衛目的ではなく、王の理想を具現化するために建設されました。
ルートヴィヒ2世は中世騎士道の世界や、ワーグナーの楽劇の世界観に強く魅了されており、その美意識を建築に色濃く反映させています。
しかし、豪華な城の建築に莫大な費用を投じた結果、財政は逼迫。
1886年、精神疾患を理由に、ルートヴィヒ2世は退位へと追い込まれました。
城は未完成のまま、現在に至っています。
当初は約200室が計画されていましたが、実際に完成したのはわずか15室ほどにとどまります。
現在公開されているのは、主に4階と5階の完成部分です。
その幻想的な外観は世界的にも有名で、カリフォルニアのディズニーランドにある眠れる森の美女の城のモデルの一つとなったことでも知られています。
ノイシュヴァンシュタイン城(Schloss Neuschwanstein)
- 住所:Neuschwansteinstraße 20, 87645 Schwangau Google Mapで開く
- 営業時間:9時00分~18時00分 冬季は10時00分~16時00分
- 入場料:23.5ユーロ ※公式サイトでの手数料含む
ノイシュヴァンシュタイン城へのアクセス
電車
ミュンヘンからノイシュヴァンシュタイン城までは、所要時間は約3時間です。
まず電車でフュッセン駅まで向かい、そこからバスへ乗り換える必要があります。
ドイツの鉄道は遅延が発生することも多いため、時間にあまり余裕がない方には、電車での移動はあまりおすすめできません。
車
海外での運転に抵抗がない方には、レンタカーでの移動が断然おすすめです。
ミュンヘンからであれば約2時間ほどで到着します。
ドイツの高速道路であるアウトバーンは非常に走りやすく、日本で普段から運転をしている方であれば、特に問題なく運転できると思います。
ただし、ミュンヘンなどの大都市の市内エリアは、交通量や人通りが多く、慣れていないと運転に苦労する可能性があります。
そのため、レンタカーを利用する場合は、空港や市内中心部から少し離れた場所で車をピックアップするのがおすすめです。
ツアー
レンタカーは目的地に早く到着でき、自由に行動できる点が魅力ですが、費用が高くなりがちです。
また、ノイシュヴァンシュタイン城のチケットは時間ごとの入場人数が限られているため、非常に売り切れやすいです。
数週間前に完売してしまうこともあります。
実際、私も公式サイトからチケットを購入できず、現地の旅行会社から割高で手配することになりました。
チケット込みのツアーであれば売り切れを気にする必要がありません。
ミュンヘン発のツアーなら、バスに乗っているだけで目的地に着くのでとても便利です。
所要時間
城内部の見学はガイドツアー形式で、所要時間は約30分です。
ただし、麓から城までは約30分の坂道を登る必要があり、さらにマリエン橋からの絶景を楽しんだり、近くのホーエンシュヴァンガウ城を訪れたりすることもできます。
そのため、ノイシュヴァンシュタイン城周辺の観光には、少なくとも半日は確保しておくのがおすすめです。
ミュンヘンからノイシュヴァンシュタイン城への日帰り旅行
ミュンヘンから車で約2時間かけて、ノイシュヴァンシュタイン城へ向かいました。
当初は「Parkplatz Schwansee」という無料駐車場の利用も検討していましたが、訪れたのは冬。
道中には雪が積もっていたため、ホーエンシュヴァンガウ城近くにあるノイシュヴァンシュタイン城の公式駐車場を利用しました。
駐車場から城までは、坂道を約30分歩くか、有料の馬車に乗るかのどちらかを選べます。
馬車の運行台数はそれほど多くないためか、徒歩で城を目指す人も多く見られました。

私たちも節約のため徒歩で向かいましたが、思っていたほど大変ではなく、無事に到着。
道中では木々の間からノイシュヴァンシュタイン城の姿が見え、自然とテンションも高まります。

城の前に到着したら、日時指定チケットの入場時間まで外観を写真に撮りながら待ちます。
ロッカーも用意されているので、大きな荷物はここで預けることができます。

入口の電光掲示板に入場時間枠が表示され、自分たちの時間が案内されたら、いよいよ入場です。
オーディオガイドが配布され、日本語を希望すれば日本語で案内を聞くことができます。

なお、城内は写真撮影が一切禁止です。
また、自由見学ではなく、ガイドの先導のもと、オーディオガイドを聞きながらグループで見学していく形式となっています。
ノイシュヴァンシュタイン城は内部も非常に見応えがありますが、せっかく訪れたならマリエン橋からの景色もぜひ楽しみたいところ。
城からは徒歩で片道10分ほどで行くことができます。
私たちが訪れた際は残念ながら通行止めで行くことができませんでした。

実際にドイツに在住し、さまざまな観光地を訪れてきましたが、ノイシュヴァンシュタイン城は断トツで素晴らしいと感じました。
ドイツの城や宮殿の内装は、北欧やスペイン、イタリアなどと比べると比較的地味で完成度が低く感じられることもありますが、この城は観光立国であるヨーロッパ諸国と比べても遜色のない華やかさと完成度を誇っています。
ちなみに、ノイシュヴァンシュタイン城の周辺にもレストランやカフェはありますが、特に強いこだわりがなければ、ミュンヘンなどでパンや軽食を購入して持参するのがおすすめです。
ドイツのレストランは全体的に価格が高めで、チップも必要になります。
また、味についても特別美味しくもないです。
観光でドイツを訪れる場合は、2日に1回程度レストランを利用し、それ以外はインビス(屋台)でケバブなどを楽しんだり、スーパーでパンや総菜を購入して気軽に済ませたりするくらいが、満足度とコストのバランスが取りやすいでしょう。
ホーエンシュヴァンガウ城

ノイシュヴァンシュタイン城を訪れるなら、ぜひホーエンシュヴァンガウ城もあわせて訪れてみてください。
ホーエンシュヴァンガウ城は、ルートヴィヒ2世が幼少期を過ごした実際の居城です。
ノイシュヴァンシュタイン城と同様に、ガイドツアー形式での見学となり、オーディオガイドを聞きながら約45分かけて城内を巡ります。
こちらも日時指定のチケットを事前に確保しておく必要があります。
特に観光シーズンは早めの予約がおすすめです。
また、城内は一切撮影禁止となっていますのでご注意ください。
ホーエンシュヴァンガウ城(Schloss Hohenschwangau)
- 住所:Alpseestraße 30, 87645 Schwangau Google Mapで開く
- 営業時間:9時00分~16時30分 冬季は10時00分~16時00分
- 入場料:25ユーロ ※公式サイトでの手数料含む
ドイツ旅行に行くなら、まず『地球の歩き方』を読んでみましょう!
ドイツの観光地についてザックリ把握することができてとても便利です。
情報量でいうと、世界で最も売れている旅行ガイド『Lonely Planet』の右に出るものはいません。
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