ロンシャンの礼拝堂完全ガイド!行き方・見どころ・所要時間を解説

バルセロナでサグラダ・ファミリアをはじめとするガウディ建築を訪れて以来、私は建築に興味を持つようになりました。
今ではガウディだけでなく安藤忠雄の建築にも惹かれ、機会があれば実際に足を運ぶほどです。
一方で、ル・コルビュジエの建築については、近代建築の礎を築いた偉大な建築家であることは把握しつつも、「直線的でな現代建築と変わらない建物」という印象が強く、正直あまり魅力を感じていませんでした。
しかし、今回のドイツ南部周遊旅行にあわせてロンシャンの礼拝堂を訪れ、その印象は変わりました。
これまで抱いていたイメージとはまったく異なり、有機的な曲線が織りなす独創的な空間は、まるで彫刻作品の中にいるかのような幻想的な雰囲気に包まれていました。
この記事では、実際にロンシャンの礼拝堂を訪れた筆者が、アクセス方法や見どころ、現地で感じた魅力を詳しく紹介します。
ロンシャンの礼拝堂とは
ロンシャンの礼拝堂は、スイス出身の伝説的な近代建築家ル・コルビュジエが1955年に完成させた礼拝堂です。
フランス東部、スイス国境近くの小さな町ロンシャンに建てられました。
従来の教会建築の様式を打ち破る革新的なデザインは20世紀を代表する建築作品の一つと評価され、ユネスコ世界遺産にも登録されています。
コルビュジエは、それ以前は機能性を重視した箱型で幾何学的な建築を数多く手がけてきました。
しかし、この礼拝堂ではそれまでの作風とは一線を画し、有機的な曲線を大胆に取り入れています。
その独特なフォルムは、建築というよりも巨大な彫刻やモニュメントを思わせる存在感を放っています。
ロンシャンの礼拝堂(Chapelle Le Corbusier, Ronchamp)
- 住所:13 Rue de la Chapelle, 70250 Ronchamp Google Mapで開く
- 営業時間:10時00分~18時00分 冬季は10時00分~17時00分
- 入場料:9ユーロ
ロンシャンの礼拝堂へのアクセス
電車
パリからの場合は、所要時間は約4時間半です。
乗り換えが複数回必要なうえ、最寄りのロンシャン駅から礼拝堂までは約2km歩かなければなりません。
時間や移動の負担を考えると、あまりおすすめできません。
車
海外での運転に抵抗がない方には、レンタカーでの移動が断然おすすめです。
パリから約5時間ほどで到着します。
レンタカーであれば、道中でアール・ヌーヴォー建築が美しいナンシーや、「プチ・ヴェニス」の街並みで知られるコルマールなど、フランス東部の魅力的な街へ立ち寄ることもできます。
フランスの高速道路は走りやすく、日本で普段から運転をしている方であれば、特に問題なく運転できると思います。
一方で注意したいのが速度制限です。
フランスでは速度違反の取り締まりが厳しく、オービスが数多く設置されています。
わずかな速度超過でも罰金の対象となるため、制限速度をしっかり守って運転することが大切です。
また、パリ市内は交通量が多いうえ、一方通行や複雑なラウンドアバウトも多く、慣れていないと運転しづらい場面があります。
そのため、レンタカーを利用する場合は、空港や市内中心部から少し離れた場所で車をピックアップするのがおすすめです。

所要時間
2時間程度です。
近郊の都市から訪れる場合は、移動時間も含めて丸一日見ておくとよいでしょう。
コルマールからロンシャンの礼拝堂への日帰り
コルマールから車で約1時間半かけて、ロンシャンの礼拝堂へ向かいました。
礼拝堂には無料の駐車場が併設されているため、レンタカーで訪れても安心です。
まず目に飛び込んでくるのが、その独創的な外観です。

大小さまざまな窓の配置も特徴的。

見る角度によって建物の表情が大きく変わるのも魅力です。

どこから眺めても新しい発見があり、思わず何度もシャッターを切ってしまいました。
こちらが礼拝堂の内部です。

内部は外観とはまた異なる静謐な雰囲気に包まれています。
差し込む自然光まで緻密にデザインされており、時間帯や天候によって空間の印象が大きく変化します。
そのため、訪れるたびに異なる表情を楽しめるのも、この礼拝堂ならではの魅力でしょう。

窓には色鮮やかなステンドグラスが。
華美な装飾はありませんが、そのシンプルさがかえって空間の美しさを引き立てていました。

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