【個人手配で行くスコットランド】アーサーズ・シートに登ってエディンバラの街を眺めてみた【所要時間やルートを解説】
先日スコットランドのエディンバラを旅行した際に、観光地の一つである『アーサーズ・シート』に行ってきました。
標高251mの丘で、その頂上からはエディンバラの街を一望することができます。
この記事では、アーサーズ・シートに実際に行ってみた感想やその際のルート、所要時間などをご紹介します。
アーサーズ・シートとは
スコットランドの首都エディンバラには、『アーサーズ・シート(アーサーの玉座)』という丘があります。
ホリールードハウス宮殿からほど近いホリールードパークの中にある標高251mの高い丘で、3億5000年前に起こった火山活動と200万年前の氷河の浸食によって形成された岩肌や断崖が特徴です。
エディンバラを舞台とする文学作品にも登場するなど、エディンバラを象徴する観光地の一つです。
頂上からはエディンバラ市内だけでなくリールやハイランド地方も見渡すことができます。
ハイキングコースもあるので、時間があれば訪れたい場所です。
丘の名前は、アーサー王伝説に関連がありそうですが諸説あるようで、直接の因果関係は無いとする説が濃厚です。
アーサーズ・シート(Arthur’s Seat)
- 住所:Edinburgh Google Mapで開く
- 営業時間:24時間
- 入場料:無料
所要時間
個人の体力や天候にもよりますが、往復1時間~1時間30分ほど必要です。
私は途中に休憩をいれつつ登り50分、下り25分かかりました。
アーザース・シートに登る際の注意点
岩場の多い山登りなので、スニーカー必須です。
特に頂上付近は、岩や砂利で足元がおぼつかないので注意してください。
また、岩を手でつかみながら登る必要がある箇所もあるので、リュックサックやボディバッグ、斜めがけができるカバンで行くことをおすすめします。
また、雨などで天候が悪い日も、安全のため登らないようにしましょう。
アーザース・シートに登るためのルートについて
一番登りやすいルートは東側のダンサピー湖(Dunsapie Loch)から草地の坂道を上がっていくルート。
その際の大まかなルートは以下の通りです。
ただ、その他にも様々なルートがあるので、ダンサピー湖からわざわざ出発しなくても、自分の好きな出発地点から歩き始めることができます。
特に草地部分は、道があってないような状態のところも多いので、自分で安全を確認しつつ登る必要があります。
ちなみに、私が行った際はダンサピー湖方面から登って来る観光客よりもホリールード宮殿方面から登る人の方が圧倒的に多い印象でした。
私は、ホリールードハウス宮殿を見学した後、宮殿側からのルートでアーサーズ・シートを登りました。
その際の大まかなルートは以下の通りです。
実際にアーザース・シートを登ってみた
ホリールードハウス宮殿方向からアーサーズ・シートに向かうと、まずは舗装されたルートを歩くことになります。
この辺りは緩やかな坂道なので、歩くのも楽ちんです。
少し歩くとだんだん様相が変わってきます。
坂も急になっていき、岩も多くなり、だんだん『登山』のような雰囲気になっていきます。
体力もかなり使います。
アーサーズ・シートの中腹には、休憩に丁度いい芝生に覆われた場所があります。
ここからの景色も絶景です。
中腹から頂上までは、岩だらけの道を登ることになります。
ここからは道が整備されているわけでは無く、自分で登れそうな岩場を確認しながら慎重に行きます。
ここまでの道のりもなかなか大変でしたが、この最後の岩場で私はだいぶん苦戦しました…
頂上には目印の石が置いてあります。
ここまでの道がなかなか辛いので、標高251mとは思えないほどの達成感がありました。
頂上からはエディンバラの街だけでなく、リールをはじめとした近郊まで見渡すことができます。
アーサーズ・シートを登った感想
エディンバラ観光で時間が余ったので、『じゃあ暇だし行ってみよー』くらいの気分で登ったのですが、思った以上に登るのが辛かった…というのが感想です。
また正直、頂上からの景色よりも下から丘を眺めた景色の方が綺麗だと思いました。
エディンバラで眺望を楽しみたいのであれば、『カールトン・ヒル』の方がオススメです。
『カールトン・ヒル』は頂上まで舗装された道路や階段があるので数十分程度で登ることができ、体力に自信がない方も安心して楽しむことができます。
エディンバラを満喫しよう
以上が、エディンバラにあるアーサーズ・シートについてでした。
エディンバラには他にもたくさんの観光地があります。
私が実際に訪れた際のルートや、所要時間、観光のポイントなどをまとめているので、エディンバラ旅行を検討している方は是非参考にしてください。
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