【海外旅行の持ち物完全ガイド!】33ヶ国を旅して分かった、本当に必要なものチェックリスト
海外旅行の際には、適切な持ち物の準備が不可欠です。
旅行先で「あれを持ってくればよかった。。。」と後悔しないように、パッキングの際は抜けもれなく準備をしたものです。
一方で必要以上に持ち物を持っていってしまうと荷物が重くなってしまい、現地に到着してからホテルまでの移動などが大変になってしまいます。
この記事では、これまでに33ヶ国を旅してきた筆者が海外旅行に本当に必要な持ち物をリストにして紹介します。
旅行の荷物は厳選して持っていこう!
私は飛行機で預け荷物は利用せず、小さいショルダーバッグと機内に持ち込めるサイズのバックパックで旅行しています。
なぜなら少ない荷物にすることで移動中の体力を温存し、存分に旅行を満喫できるようしているからです。
そのため、こちらの記事では厳選された持ち物リストを紹介します。
私がスーツケースを利用しない、飛行機の荷物預入を使用しない理由については、以下の記事に詳しく書いていますので興味のある方はご覧ください。
海外旅行に本当に必要な持ち物リスト
海外旅行に必要な持ち物をまとめました。
旅行前に準備するときのチェックリストとしてご活用ください。
これが無ければ旅行できない!必須の荷物:必要度★★★★
- パスポート
- ESTAなどの電子渡航認証やビザ
- 航空券(eチケット)
- クレジットカード・現金
- 各種乗車券やホテルのバウチャー(予約証明書)など
- スマホとその充電器
- 変換プラグ
- 観光用のバッグ
- セキュリティーポーチ
- 服
健康・衛生・身だしなみを保つのに必要な物:必要度★★★
- 歯ブラシ・歯磨き粉
- ボディーソープ・シャンプー
- 日焼止め
- 化粧品・シェーバーなど身だしなみを整えるもの
- 常備薬
- 折り畳み傘
- ビニール袋
- ティッシュ
- ウェットティッシュ
あれば旅行がより快適になるグッズ:必要度★★
- 耳栓もしくはノイズキャンセリング付きのイヤホン
- ボールペン
- メモ帳
- エコバック
- サンダル
- 爪切り
- カメラとその充電器
- 割りばしや使い捨てスプーン
- 服を洗う洗剤
- ハンガー
- 水筒
旅行先によっては必要な物:必要度★
- タオル
- 靴を入れる袋
- マスク
- 水着
- サングラス
- 防寒具(手袋、帽子、ダウンジャケット、タイツ、フリースなど)
- 猫の餌
厳選した海外旅行の持ち物を解説
では、上記のリストで紹介した持ち物について詳しく見ていきましょう。
これが無ければ旅行できない!必須の荷物:必要度★★★★
パスポート
日本を出入国する際には、パスポートが必要です。
パスポートの残存期間、つまり有効期限までに何か月あるかを確認するようにしましょう。
多くの国で3ヶ月以上、国によっては6ヶ月以上の残存期間がないと入国できないことがあります。
そのため有効期限まで1年を切っているようであれば、渡航先の規定を確認し、必要であればすぐにパスポートを作り直しましょう。
パスポートに加えて、顔写真ページのコピーを白黒でも良いので用意しておくと安心です。
万が一パスポートを無くした場合、パスポートのコピーがあれば”帰国のための渡航書”を大使館に発行してもらうことで比較的早く帰国することができます。
ESTAなどの電子渡航認証やビザ
国によっては、旅行のための入国にビザや電子渡航認証が必要になります。
事前申請を忘れてしまった場合、飛行機に乗れなかったり、乗れたとしても現地で入国を拒否されてしまいますので、必ず渡航前に必要な申請がないか確認をしましょう。
電子渡航認証とは、事前にオンラインでパスポートなどの個人情報、これまでの渡航歴などを入力し、渡航許可をもらう仕組みです。
アメリカではESTA(エスタ)、カナダではeTA(イータ)という名前で呼ばれています。
またキューバやブラジルなど国によっては観光目的でもビザが必要になります。
ビザの取得には時間がかかる場合があるので、ビザが必要かどうかは渡航前に必ず確認をしましょう。
航空券(eチケット)
事前にオンラインチェックインをしておけば、スマホのメールや、航空会社のアプリなどでeチケットが表示できるようになるので、昨今は基本的に紙の航空券を発券する必要はありません。
ただし、航空会社によってはオンラインチェックインができなかったり、できたとしても結局空港で紙の航空券の発券を求められることもあります。
クレジットカード・現金
クレジットカード
クレジットカードは少なくとも2種類以上のブランドを用意することをおすすめします。
特にVisaとMatercardは世界的に普及率が高いのでこの2ブランドがおすすめです。
ただし、中国では銀聯が最も普及しているなど、特定の国ではVisa、Mastercard以外のクレジットカードが主流の場合もあるので、渡航前に確認をしましょう。
特におすすめのクレジットカード会社については以下の記事で詳しく書いているので、参考にしてください。
現金
現金に関していうと、ユーロや米ドルなどのメジャーな通貨は、一般的に日本国内で両替してもわりと妥当なレートで交換できることが多いです。
一方でタイバーツやフィリピンペソなどマイナーな通貨の場合は、一般的に現地で両替した方が良いレートで交換してくれることが多いです。
渡航先によってどこで両替するとお得かが変わってくるので、事前に調べておくことをオススメします。
私のオススメは、WISEを利用したクレジット決済や両替です。
安い手数料と適正なレートで両替ができ、現地のATMで手数料無料で現金の引き出しができるので重宝しています。
WISEについて詳しく知りたい場合は、こちらの記事『【海外赴任者、旅行者におすすめ】Wiseを使ったスマートな海外送金、両替方法』を参考にしてください。
各種乗車券やホテルのバウチャー(予約証明書)など
たいていの場合、スマホで乗車券やホテルのバウチャー(予約確認書)などを見せれば、乗車やチェックインができます。
ただし、国によっては印刷をした紙がないと受け付けてくれないことがあります。
筆者の場合、ハバナ(キューバ)のホテルや、モロッコで長距離バスに乗車する際に紙のバウチャーや乗車券が必要と言われたことがあります。
ハバナのときは紙のバウチャーを用意しておらず、しかも宿泊予定のホテルにプリンターがなかったため、
わざわざプリンターがある別のホテルに行きそこで印刷をしてもらうという、少し大変な思いをしました。
そのため旅行前に、自分が利用するホテルや電車などが紙のバウチャーなどが必要としているかどうか、Google Mapsのレビュー、Trip Advisor、旅行記ブログなどをチェックして確認するようにしましょう。
体感として欧米はスマホの画面のみで大丈夫なことが多いです。
それ以外の、アジアやアフリカ、中南米などを旅行される場合は特に事前確認をすることをお勧めします。
スマホとその充電器
地図を見たり、予約をしたり、Eチケットを表示したり…と現在では旅行先でも必須の持ち物です。
充電器も忘れずに持っていきましょう。
変換プラグ
日本と同じAタイプを採用している国はアメリカ、台湾などです。
それ以外の多くの国では日本とは異なるコンセントの形状であることが多いので、必ず旅行前に滞在先で必要なプラグタイプを確認し変換プラグを購入しておきましょう。
観光用のバッグ
スリやひったくり対策がとれるショルダーバッグがおすすめです。
筆者のオススメはアークテリクスのマンティス2です。
以下の記事で、海外旅行の街歩きにオススメのカバンについて紹介しているので参考にしてください。
セキュリティーポーチ
パスポートやクレジットカード、高額紙幣などの貴重品はカバンではなく、セキュリティーポーチに入れることをおすすめします。
筆者はモンベルのセキュリティポーチを愛用しています。
以下の記事でおすすめのセキュリティポーチについて紹介しているので、参考にしてください。
服
旅行日数にもよりますが5日間分持っていき、必要に応じて洗濯します。
旅行先によっては、少し格式の高いレストランに行くことがあったり、ショーなどを見ることもあると思うので、TPOに合わせて女性の場合はワンピースやハイヒール、男性の場合はシャツなど綺麗目の服も用意しましょう。
私の場合は、行きたいレストランが決まったら、Google Mapsで該当のレストランを検索し、アップされている写真で分かる雰囲気に合わせて服装を決めています。
健康・衛生・身だしなみを保つのに必要な物:必要度★★★
ボディーソープ・シャンプー
日本ではほぼ100%の確率でホテルにボディソープやシャンプーが設置されていますが、海外ではないことあります。
また、ホテルに備え付けのものでは肌に合わない可能性があるので、こだわりがある方は持っていきましょう。
液体シャンプーや液体ボディソープを機内に持込む場合は、液体持ち込みの制限があるので、シャンプーなどを入れた容器をジップロックに入れて持っていきましょう。
私は普段から使用しているものを、漏れにくいシリコン製の容器に詰め替えて旅行に持っていきます。
オススメの商品は以下の通りです。
液体を機内持込みする際の注意点
- 液体の容量:100ml以下
- 容器のサイズ:100ml以下の容器
(100mlを超えるサイズの容器に100ml以下の液体物を入れた場合は、持ち込み不可) - 収納方法:全ての容器をジッパー付きの透明プラスチック製袋に収納する
- 収納する袋のサイズ:容量1ℓ以下の袋であること(縦横の合計40㎝以内が目安)
- 持ち込み可能な収納袋の個数:旅客1人あたり1個のみ可
歯ブラシ・歯磨き粉
海外のホテルは歯ブラシがないことがほとんどです。
歯磨き粉は液体扱いになるため、機内に持込む場合は制限があります。
歯磨き粉を入れた容器をジップロックに入れて持っていきましょう。
日焼止め
暑い国、日差しの強い国では必須です。
機内に持込む場合は、液体持ち込みの制限があるので、日焼け止めをジップロックに入れて持っていきましょう。
化粧品・シェーバーなど身だしなみを整えるもの
海外ではカミソリもホテルに用意されていないことがほとんどです。
通常のT字カミソリであれば機内持ち込み可能です。
また、電気シェーバーも機内持ち込みが可能なのでこちらもオススメです。
男性の場合は、小型の髭剃りを持って行くと長期の旅行でも清潔な見た目で過ごすことができます。
詳しくは各航空会社の機内持ち込み品を確認してください。
常備薬
普段飲んでいる薬がある場合は、持っていきましょう。
また、旅行中にお腹を壊したりなど体調が悪くなる場合に備えて、正露丸やロキソニンなども一応持っていきます。
折り畳み傘
急な雨にも対応できますし、晴雨兼用の折り畳み傘であれば日差しが強い国では日傘としても代用できます。
ビニール袋
慣れない食事や現地のバス移動などで気持ち悪くなることがあります。
それ以外にもエコバックの代わりにもなったりもするので、複数枚持っていきましょう。
ティッシュ
海外ではトイレに紙がないなんてこともあるので、多めに持っていくと良いです。
トイレで使用した場合は、くれぐれもトイレには流さずゴミ箱に捨てるようにしましょう。
海外のトイレは詰まりやすいことがあります。
ウェットティッシュ
屋台などで買い食いするときに使います。
レストランでも海外では基本おしぼりは出てこないのであると便利です。
あれば旅行がより快適になるグッズ:必要度★★
耳栓もしくはノイズキャンセリング付きのイヤホン
ホテルの周囲がうるさい場合、飛行機やバスなどでしっかり寝たいときに役立ちます。
ノイズキャンセリングで最強のイヤホンと言えば、Bose QuietComfort Ultra Earbuds。
こちらのイヤホンなら、うるさい飛行機のなかでも快適に過ごすことができてとてもおすすめです。
ボールペン
機内で出入国カードを書く必要があるときがあります。
手荷物の中に1本入れておきましょう。
メモ帳
海外では、自分の伝えたいことが中々伝わらなかったり、相手が何を言っているかわからない時があります。
そういったコミュニケーションがうまくいかない時には筆談で解決することが多々あります。
その際に必要なのがメモ帳です。
また、旅の思い出を書き残したり暇つぶしのお絵描き帳にもなるのでオススメです。
エコバッグ
海外では買い物の際、袋をくれないことがあります。
使わないときは小さく折りたためるタイプが便利です。
サンダル
海外ではホテルにスリッパがない、あっても使いまわされていて汚いことがあります。
ホテルの部屋でリラックスできるので、サンダルがあると快適です。
またホテルのシャワールームの床が汚いときなどは、サンダルのままシャワーを浴びれば足裏を汚い床に付けずに済みます。
それ以外にも、飛行機に乗る前にサンダルに履き替えておけば、リラックスすることができます。
特に長時間のフライトの場合は足がむくみやすいのであると便利です。
爪切り
爪はもちろんのこと、ささくれができてしまったりすることもあるので、あると便利です。
以下のような形状の爪切りであれば、機内持ち込み可能です。
カメラとその充電器
スマホではなく、カメラで思い出を残したい方は持っていきましょう。
このブログの写真はこちらのコンデジで撮影し、持って旅行先の思い出を残しています。
割りばしや使い捨てスプーン
割りばしや使い捨てスプーンがあれば、スーパーでお惣菜などを買って食べることができます。
服を洗う洗剤
筆者は荷物を少なくするため、旅先で自分で洗濯するため洗剤を持っていっています。
日数分の服を持っていく場合や、ホテルのクリーニングサービスやコインランドリーを利用する場合は不要です。
ハンガー
ホテルに備え付けのハンガーでは、衣服を干すのに数が足りないことがあります。
シャツ用のハンガー3本と、靴下や下着用にピンチハンガーを持っていってます。
水筒
海外では長距離を歩くので、持ち歩く水の量も少な目にしてでできるだけ荷物を軽くすることを心がけています。
私は小さめのペットボトルを洗って持っていき、朝ホテルを出る前に水を補充して使っています。
これだけでは当然1日持たないので、レストランなどで水を積極的に飲むようにしています。
旅行先によっては必要な物:必要度★
タオル
部屋にシャワーがないホステルなどでは、タオルが備え付けられていない場合があります。
また、温泉やビーチに行く際にもタオルが必要です。
速乾性の高いコンパクトなタオルを持っていくと便利です。
靴を入れる袋
モスクや寺院などでは土足禁止のことがあります。
建物の前や下駄箱に靴を置いておくことももちろん可能ですが、万が一自分の靴がなくなったりすると辛いので、トルコやタイなどのモスクや寺院に行かれる方は大きいビニール袋で良いので持っていくと安心です。
マスク
乾燥している地域や飛行機、バスの中などであると重宝します。
また空気の悪い地域ではマスク必須です。
実際に筆者は中国に旅行した際、マスクを持っていっておらず喉の痛みに大変悩まされました。
水着
ビーチやプールなどに行かれる場合は持っていきましょう。
ヨーロッパでは、温泉などの公衆浴場に入る際も水着が必要です。
サングラス
暑い国、日差しの強い国のみならず、雪景色の国に行く際もまぶしいことがあるので持っていきましょう。
3月にスイスに行った際、まだまだ雪がたくさん積もっており雪に太陽が反射してまぶしく、サングラスを持ってこればよかったと後悔したことがあります。
防寒具(手袋、帽子、ダウンジャケット、タイツ、フリースなど)
現地の気温に合わせて、防寒具を持っていきましょう。
旅行の時期が近くなったら、SNSなどで現地の服装を確認してどれくらいの防寒具を持っていくか決めます。
想定よりも寒いと旅行どころではなくなってしまうので、想定より寒くなってもしのげるように準備します。
猫の餌
筆者は猫が大好きなので、猫が多い国や街に行く際はペットボトルにカリカリを入れて持っていっています。
猫好きの方は是非。
おわりに
以上が、海外旅行の持ち物完全ガイドでした。
ここに書かれているものは必要最低限の荷物ですが、これさえあれば海外旅行先で困ることはありません。
海外旅行に行く際の参考になれば幸いです。
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