【Leicaの聖地】ライツパークでカメラの世界に触れよう

ドイツのカメラーメーカーと言えば、『ライカ』です。

そのライカの本社には『ライツパーク』という複合施設が建設されています。

ここでは、ライカのカメラについて学んだり、写真作品を見たり、ライカショップやカフェ、さらにはホテルまであり、ライカの世界を堪能することができます。
ライカユーザーはもちろんのこと、写真を撮るのが好きな方には是非体験してほしい場所です。

この記事では、ライツパークに実際に訪れて感じたことや、観光のポイントについてご紹介します。

ライツパークとは

ライツパークは、ライカ製品の世界観を体験し、ライカで撮影する写真の魅力を様々な面から体感することができる場所です。
敷地内にはライカ本社、エルンスト・ライツ美術館があり、その中では魅力的な写真の展示だけでなく、カメラの製造工程の見学したり、実際にライカカメラの魅力を体験することができます。

その他にホテルやカフェなどもあり、ライカブランドを複合的に体験できる施設になっています。

また、イベントやガイドツアー、撮影ワークショップなども行われており、世界中のライカファンや写真好きの人にとってはたまらないスポットです。

アクセス

フランクフルト中央駅から、電車とバスを乗り継いで2時間ほどで行くことができます。
交通の便がいい場所ではないので、車で行くことをオススメします。

デュッセルドルフからは車で2時間15分ほどです。
ライツパークには建物のすぐ目の前に駐車場があり、無料で利用することができます。

所要時間

ライカ本社の展示やエルンスト・ライツ美術館、ライカショップを見学して所要3時間でした。
カフェもあるので、そこで休憩したりする場合は、もう少し時間があるといいでしょう。

ライツパークの見どころ

ライカ本社

ライカ本社にまず入ると、モノクロ写真が壁に掛けられたおしゃれなスペースに迎えられます。
よく見ると、チェ・ゲバラのポートレートがあったり、さらに日本で撮影された写真もあります。

奥に進んでいくと、ガラス越しにカメラを実際に作っている工程を見学することができます。
土日は工場が休みなので稼働しておらず作業台やレーンのみですが、平日に行けば働いている人々を見ることができるでしょう。

また、これまで発売されきた歴代のライカ製品が展示されています。
古い物から新しいもの、きっとかなり高価なレンズなどがたくさんありますが、どれもデザインがかっこいいので、ライカの歴史に詳しくない私でも楽しんでみることができました。

その他にも、ライカショップやライカの修理センターもあるので、ライカを使っている人にとってはたまらない場所と言えるでしょう。

• ライカショップ・修理センターの営業時間は本社の開館時間とは異なります。
  公式サイトで確認してください。

エルンスト・ライツ美術館

この美術館の2階(1st Floor)部分では、ライカのカメラの歴史や仕組みを学ぶことができる展示があります。
展示がおしゃれなので、言葉があまり分からなくても、世界観に引き込まれます。

また、実際にライカ製カメラを使ってセルフィーを取ることができるスポットがあります。
館内に数か所あるスポットでは、タッチパネルを使ってカメラの設定をし、ライカらしい雰囲気のある写真を撮影できます。
写真は、ライツパーク公式アプリとリンクすることで、データを自分のスマートフォンにダウンロードできます。

私はライカのカメラを持ってはいませんが、ついつい欲しくなってしまうくらい、味のある写真を撮ることができました。

1階(Gland Floor)部分では、ライカを使って撮影された写真の展覧会が行われています。
訪れる時期によってテーマが異なり、私が訪れた際は2023年にライカが発行している雑誌に掲載された写真の展示(おそらく)がされていました。

その他の見どころ

ホテル

ライツパークにはホテルも併設されています。
モダンなデザインのホテル内部には、もちろんライカで撮影された作品が飾られており、その世界観に浸ることができます。

カフェ

ライカ本社の目の前には、ガラス張りのおしゃれなカフェがあります。
ライツパーク観光の途中でお腹がすいた際には、利用してみるといいでしょう。

ライツパーク観光のポイント：アプリをダウンロードしていこう

エルンスト・ライツ美術館では、セルフィーを撮影した後、アプリでそのデータを保存することができます。
そのため、美術館を100％楽しみたい方はアプリをダウンロードしていきましょう。