【ゴーダチーズだけじゃない】オランダのゴーダで絶品ストロープワッフルを食べよう【Kamphuisen Siroopwafelfabriek】

『ゴーダ』という街の名前を聞くとチーズを思い浮かべる方が大半ではないでしょうか。

もちろんゴーダチーズは、ゴーダの名産品ですが、実は『ストロープワッフル』というお菓子もゴーダの名産品です。

この記事では、ゴーダに来たらぜひ食べて欲しいストロープワッフルの名店『カンプハイゼン・シロップワッフル工場(Kamphuisen Siroopwafelfabriek)』について紹介します。

ゴーダ名物のストロープワッフルとは

ストロープワッフルは1810年にオランダの都市ゴーダで生まれたお菓子です。
ワッフル生地を焼く際に半分に切り、シロップを塗ってから再び重ねて焼き上げることで、薄い生地にシロップが挟まれた美味しいストロープワッフルが出来上がります。

最初は「ゴーダのワッフル」と呼ばれ、安い材料で作られた貧乏人がたべるためのお菓子でしたが、しばらくすると市場で広く売られるようになりました。
最初のレシピは19世紀初めに書かれ、最盛期には100軒ほどのパン屋がストロープワッフルを販売していました。
その後、19世紀の終わりごろにはゴーダ以外のオランダの地域でも販売されるようになっていきました。
しかし、現在ではゴーダにあるストロープワッフル屋は減少し、わずか4軒ほどとなっています。

そのまま食べるのも美味しいですが、温かいコーヒーや紅茶を入れたカップに蓋をするようにストロープワッフルを乗せ、中のシロップが溶けてから食べるのもおすすめです。

カンプハイゼン・シロップワッフル工場(Kamphuisen Siroopwafelfabriek)

カンプハイゼン・シロップワッフル工場で作られている、ストロープワッフルはなんと1810年に書かれた秘伝のレシピをもとに作られています。

新鮮でサクサクとした食感が感じられるストロープワッフルは、ゴーダのお土産としてとても人気があります。

ワッフルを食べてみよう

カンプハイゼンのストロープワッフルは、薄くてサクサクしたクッキーにシロップが挟んであります。
サクサクした触感もさることながら、少し香ばしく塩味も感じられるシロップも絶妙です。
他のお土産屋さんで売られているものとは別次元のおいしさです。

10枚入りを購入しましたが、2人であっという間に食べてしまいました。

上記の写真は、10枚入り4.45ユーロのストロープワッフルです。

その他にも5枚入り2.3ユーロや、箱入りのものなど様々な枚数で販売されています。
値段もお手頃で、賞味期限が2～3ヶ月ほど持つのでお土産にもちょうどいいですね。

工場見学で出来立てワッフルが食べられる

カンプハイゼン・シロップワッフル工場では、店舗の裏側にある工場でストロープワッフルの製造工程を見学することができます。
1時間の見学の最後には、工場で作りたてのストロープワッフルを試食することができるので、ゴーダ観光で時間がある方は参加してみると良い思い出になると思います。

予約は公式サイトやGet Your Guideなどのツアー予約サイトから可能です。

その他のおすすめストロープワッフル屋

マルクス・ストロープワッフル(Stroopwafelbakkerij Markus)

店舗は屋台のような対面式で、目の前でストロープワッフルを焼いてもらえます。
出来立ての大きなストロープワッフルを食べたい場合は、是非こちらのお店に行ってみましょう！

値段は1枚2.5ユーロです。
その他にもお土産用のストロープワッフルのパックや、割れたストロープワッフルのかけらを詰めたお買い得パックなども販売されています。

美味しいストロープワッフルを食べに、ゴーダに行ってみよう

以上がストロープワッフルの名店『カンプハイゼン・シロップワッフル工場』についてでした。

オランダのゴーダには、ワッフル以外にもゴーダチーズや、歴史のある教会や街並みなど、見どころがあります。

ゴーダの観光地や観光のポイントなどを詳しく知りたい方は、以下の記事も参考にしてください。