【海外引越し】プラグと電圧で考える!家電製品を海外で使う際の注意点

当ページのリンクには広告が含まれています。

こんにちは、きぬたです。
海外に引越しをする際に迷うのが、家電製品をどうするのかです。

日本の家電製品ってそのまま持っていけるの?
変圧器って何?必要なの?
持っていかない方がいい家電製品ってあるの?

上記のような疑問をお持ちの方が多いのではないでしょうか。

私も海外赴任に伴う引越しの際に、自分の手持ちの家電や変圧器についてかなり調べました
その結果、赴任先に持っていった家電もありますし、日本に置いていった家電もあります。
その内容は、以下の通りです。

  • 持っていったもの:
    スマホ・PC・ゲーム機(PS4・Nintendo Switch)・バリカン・扇風機
  • 置いていったもの:
    炊飯器・ヘアドライヤー・アイロン・掃除機

我が家は、消費電力(W)が高い家電は日本に置いていきました。
その理由も含めて、ご紹介していきます!

目次

家電製品を海外に持っていく際に確認すべきこと2つ

チェックする-イラスト
  • プラグを確認する
  • 電圧を確認する

プラグを確認する

日本ではAタイプのプラグ形状が主流ですが、海外ではプラグ形状が異なる場合が多いです。
赴任先のプラグ形状を調べ、変換プラグを持っていきましょう。
世界で使用されているプラグの形状は以下の通りです。

ちなみに変換プラグは、使用する家電の個数に合わせて複数個買いましょう
スマホやPCの充電の際にも使用したりするので、私は5個購入しました。
家電量販店やAmazonなどのネットストアで簡単に購入することができます。
品質にこだわらなければ、100円均一でも購入できます。

電圧を確認する

日本の家電製品の対応電圧は100Vです。
しかし海外では、110~240Vと高電圧が主流です。
そのため、日本製の家電をそのまま海外のコンセントに刺すと、壊れて使えなくなってしまいます。
日本製の100V対応家電を海外で使用するために必要になるのが、変圧器です。
変圧器については、次の項目で詳しく説明します。

ただし、最近は海外の電圧に対応した製品も多く、問題なく使用できる製品もあります
100V~240Vまでの電圧に対応している家電で、PCやスマホの充電器などがこれに該当します。

まずは、変圧器が必要な家電かどうかを確認しましょう。

乾電池の規格は、世界共通です。
また、乾電池を赴任先で購入することもできます。
そのため乾電池を使用する家電は特に問題なく、海外で使用することができます。

変圧器を購入する

スーパーでショッピング-イラスト

変圧器が必要な家電を海外に持っていきたい場合、日本で変圧器を購入することになります。
変圧器はいくつか種類があり、必要な消費電力(W)によって値段にもかなり差があるので、詳しく似ていきましょう。

変圧器の種類

変圧器には大きく分けて、3種類あります。

  • ダウントランス
  • アップトランス
  • アップダウントランス

ダウントランス

別名で降圧専用変圧器といい、電圧を下げる変圧器です。
日本の家電を、海外で使用する際に使います。

アップトランス

別名、昇圧専用変圧器といい、電圧を上げるための変圧器です。
海外で購入した家電を、日本で使用する際に使います。

アップダウントランス

別名、昇圧降圧切替式といい、電圧の上げ下げ両方ができる変圧器です。
日本の家電を海外で使用する際・海外で購入した家電を日本で使用する際、両方で使用できます。

変圧器の選び方

日本の家電を海外で使用する場合は、「ダウントランス」または「アップダウントランス」が検討対象になります。
しかし、基本的にはダウントランスの方が安いので、ダウントランスの変圧器を中心に探すのが良いでしょう。

変圧器の容量

変圧器には容量があり、小型のもので20VA、大型のものだと3000VAなどがあります。
大型になればなるほど高額なので、海外で使用する家電の消費電力(WまたはVA)を目安にし、最適な変圧器を選びます。

  • 30分以上使用する場合は、消費電力の1.25倍以上の容量を持つ変圧器を購入しましょう。
  • モーターが内蔵している家電などは、電源を入れた際に通常使用時の約2倍の電力を消費するものもあります。家電製品の説明書をよく読んで、消費電力を確認しましょう。
  • 変圧器は大型のもので12kg,小型のものでも2kgほどと重いので、船便で送るのがおすすめです。

実際にどんな変圧器を買ったのか

私の持ち物の中で、変圧器が必要だったのが、バリカン・扇風機・炊飯器・ヘアドライヤー・アイロン・掃除機でした。

その中で、炊飯器・ヘアドライヤー・アイロン・掃除機は消費電力が多く、1500~2000Wが必要でした。
1500~2000Wの消費電力に対応している変圧器で、かつ安心して使用できる商品になると、1~2万円ほどします。
それなら、消費電力の多い炊飯器・ヘアドライヤー・アイロン・掃除機などは必要に応じて現地で購入しよう!ということになりました。

結局、ダウントランス(AC220V~AC240V→AC100V)の容量1000Wを1つだけ購入し、消費電力の少ないバリカンや扇風機だけを持っていくことにしました。
それでも料金は4000円ほどしました。

海外で日本製の家電を持っていく際は、変圧器の金額も考慮しつつ、必要な家電だけを持っていくのがおすすめです!

家電に限らず、海外引越しの際に日本から持っていくべき荷物については、こちらの記事で解説しています。
是非ご覧ください。

あわせて読みたい
【海外引越し】現地の住宅環境が重要!持っていくべき荷物の選び方 海外赴任先に何を持っていくのか非常に迷いますよね。 全部を赴任先に持っていけば、仕分けの手間はかかりませんが、輸送費がかさんでしまいます。しかし、必要最低限の...
海外赴任に行く人に読んでほしい本3選

海外赴任が決まったら以下の本を読んで、赴任の準備を始めましょう!
私や夫が海外赴任前に購入したおすすめの本を紹介します。

引越しの手順や、現地の医療で気を付けること、子どもの学校手続きなどなど、赴任先で生活を立ち上げるまでに『やらなくてはいけないこと』が簡潔にまとまっています。赴任者ももちろんですが、帯同する家族にもおすすめの本です。
¥1,650 (2024/09/24 17:21時点 | Amazon調べ)
海外赴任先で働く前に読んでほしい、赴任者必読の本です。行動することの大切さ、相手の文化に興味を持つこと、それらがいかに海外赴任で重要なのかがわかります。
¥1,760 (2024/09/27 21:00時点 | Amazon調べ)
いかに海外で仕事の成果を出すのか?という点に着目し、ノウハウが書かれており、海外赴任でしっかり成果を出したい方に読んでほしい1冊です。
¥1,980 (2024/09/20 19:16時点 | Amazon調べ)
よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!

コメント

コメントする

目次