【2025年版デュッセルドルフ夏の風物詩】巨大な移動遊園地「ラインキルメス」のおすすめ屋台グルメ3選

デュッセルドルフの夏といえば、誰もが待ち望む一大イベント『ラインキルメス(Rheinkirmes)』があります。
毎年7月にライン川沿いに広がるこの巨大な移動遊園地は、各地から訪れる観光客や地元の人々で賑わいます。

ラインキルメスの目玉は、絶叫系から観覧車まであるアトラクションだけではありません。
豊富な屋台グルメも大きな魅力のひとつです。
ドイツの伝統的なグルメをはじめとして、訪れる人々を飽きさせないメニューが揃っています。

今回は、ラインキルメスで特におすすめの屋台グルメを3つご紹介します。
これを読めば、次回の訪問がさらに楽しみになること間違いなしです！

ラインキルメス・デュッセルドルフ(Rheinkirmes Düsseldorf)とは

キルメスは簡単に言うと『移動式遊園地』のこと。
特にデュッセルドルフで毎年7月開催されるラインキルメスは、16万5千平方メートルもの広大な敷地にアトラクションや屋台が立ち並び、この地方で最も大規模な移動式遊園地として知られています。

ラインキルメス・デュッセルドルフは、聖ペテロの記念日である7月23日ごろに開催され、毎年恒例の夏の風物詩となっています。
ちなみに、2024年は7月12日㈮～21日㈰までの開催でした。

2025年は7月11日㈮～20日㈰に開催予定です。
詳細は以下のサイトで確認できます。

絶対食べたい！屋台グルメ3選

ドイツ人の知人いわく、「ラインキルメスの屋台は特別！クリスマスマーケットとはまた一味違うんだよ！！」とのこと。
彼にオススメを聞いて、実際に食べたオススメを紹介します。

Sahne Eis(ザーネアイス)

アイス大好きなドイツ人劇押しの屋台グルメNO.1が『ザーネアイス(Sahne Eis)』。

「ザーネ(Sahne)」はドイツ語で生クリームを意味し、生クリームが60％以上含まれ、かつ天然素材のみを使用したアイスだけが「ザーネアイス」を名乗ることが許されるそうです。
クリスマスマーケットでは見ることがなく、夏の移動式遊園地をメインに見つけることができるとか…？

何にせよ地元の人はザーネアイスを食べたいがために、わざわざラインキルメスを訪れるそうです。

実際にラインキルメスに出店していた数店舗のうちの１つを食べてみました。

これが、めちゃくちゃ美味しい‼
口どけが軽く、バニラの香りがふんわりして、あっという間に食べてしまいました。

バニラ(Vanille)とチョコレート(Schokolade)を注文しましたが、バニラの方が個人的には好みでした。
他にも何種類が味があったので、いろいろ試してみると楽しそうです。

ミディアムサイズで1個4ユーロでした。

Backfisch(揚げ魚)

揚げたての白身魚をパンにはさみ、タルタルソースをかけたもの。
味は想像通りです。

ドイツ料理らしく塩味が効いているので、1人で1つ食べきるのは難しいです。
筆者と夫で1個注文し半分こしましたが、それだけで2人ともおなか一杯になりました。

揚げたての方が美味しいので、なるべく人気のある回転がいいお店を探すと美味しい『Backfisch(揚げ魚)』に出会えるはず！

ビール

ラインキルメスでは、有名な醸造所がビールを販売する屋台を出店しています。
ビアホールのようになっている場所や、バンド演奏を楽しみつつビールを飲むことができます。

2024年に出店していた醸造所は以下の通りです。
デュッセルドルフ中心街で有名なシューマッハも出店しています。

ラインキルメスは深夜2時ごろまで営業しているので、大人たちはビールを飲んでラインキルメスを楽しみます。

まだまだある！屋台グルメ

以上が、ラインキルメスに来たら食べたい屋台グルメについてでした。

上記で紹介したほかにも、ドイツの屋台でよく見かけるマッシュルーム煮込み(Champignon)やカリーブルスト、ナッツなどなど定番のグルメもたくさんあります。

ただ、個人的にはザーネアイスが圧倒的にオススメなので、屋台で見つけたらぜひ食べてみてくださいね！