【個人手配で行くイタリア】フィレンツェ観光には何日必要?実際に旅したルートを公開
『花の都』とも称されるフィレンツェは、北イタリアを旅行する際には外せない観光地です。
今回の記事では、筆者が実際に訪れた経験をもとに、フィレンツェ観光におすすめの滞在日数や訪れるべきスポットを紹介します。
さらに、それぞれの観光地について、実際に訪れてわかった注意点や所要時間も詳しく記載しています。
個人で旅行の日程を立てる際の参考にしていただければ幸いです。
フィレンツェとは
14~15世紀ごろ、イタリアの大富豪メディチ家がその財力をもとに数々の芸術家や学者を保護していたことから、フィレンツェは『ルネサンス誕生の地』と呼ばれています。
今でもこの街ではミケランジェロ、レオナルド ダ ヴィンチ、ボッティチェッリ、ラファエロなどルネサンス期に活躍した芸術家たちの名作をウフィツィ美術館などで鑑賞することができます。
また、フィレンツェの街には芸術的な建築が数多く残っており、特にルネサンス期にヨーロッパ文化の発展において重要な役割を果たしたことから、『フィレンツェ歴史地区』として世界遺産にも登録されています。
日本では「花の都」とも称されるフィレンツェ。イタリアを訪れる際には、ぜひ立ち寄りたい街の一つです。
フィレンツェの観光に必要な日数
フィレンツェを観光するのに必要な日数の目安は以下の通りです。
- 1~2日:フィレンツェの外せない名所を効率よく観光
ジョットの鐘楼やサンタ・マリア・デルフィオーレ大聖堂(ドゥオーモ)、ウフィツィ美術館、アカデミア博物館などの主要な観光スポットを巡ります。 - 3~4日:主要な観光スポットをゆっくり堪能
ウフィツィ美術館やアカデミア美術館をじっくりと見学し、フィレンツェの街並みやレストランもゆっくり楽しむことができます。
さらに、ミケランジェロ広場からの絶景を堪能したり、サンタ・クローチェ教会やピッティ宮殿などを訪れる余裕もあります。
さらに、フィレンツェ近郊にはピサの斜塔で有名なピサやシエナなど、日帰り旅行にぴったりの観光地がいくつかあります。
そのため、フィレンツェの滞在日数をさらに延ばして、周辺都市も一緒に観光するのもおすすめです。
私はフィレンツェには3日間滞在したので、主要な観光地を巡ることができ、ウフィツィ美術館やアカデミア美術館なども余裕を持って楽しむことができました。
フィレンツェ観光 3日間のスケジュール
09:00 ジョットの鐘楼
10:00 サン・ジョヴァンニ洗礼堂
10:30 サンタ・クローチェ聖堂
11:30 サンタ・マリア・ノヴェッラ教会
12:30 Il Ricettarioで昼食
14:00 ウフィツィ美術館
17:30 シニョリーア広場⇒ポルチェッリーノの噴水⇒レプッブリカ広場
18:15 大聖堂付属博物館
19:30 Osteria Vecchio Cancelloで夕食
07:45 ヴェッキオ橋
08:15 ピッティ宮殿
10:15 サンタ・マリア・デル・フィオーレ大聖堂
12:00 Le Cappelle Mediceeで昼食
13:30 ヴェッキオ宮殿
15:30 サン・ロレンツォ聖堂・メディチ家礼拝堂
17:00 マージ礼拝堂
19:00 Fuoco Mattoで夕食
午前中は革製品のお店を中心にショッピング
12:30 Ristorante Boutique Vetreria La Vetreriaで昼食
14:30 アカデミア美術館
17:00 ヴェネツィアへ移動
フィレンツェの観光地について
観光地おすすめランキング
フィレンツェに来たら必ず訪れたい観光地:おすすめ度★3
以下は、フィレンツェを訪れたら外せない観光地です。
フィレンツェらしい華やかな装飾やルネサンス期の芸術の美しさを存分に体感できます。
3日以上の滞在におすすめの観光地:おすすめ度★2
3日ほど滞在すれば、ピッティ宮殿などにも足を運ぶことができます。
時間があれば行きたい観光地:おすすめ度★1
シニョーリア広場やポルチェッリーノの噴水は、他の観光名所からも近いので、近くに立ち寄った際にはサクッと観光するのがおすすめ。
観光地マップ
フィレンツェの主な観光地をマップにまとめました。
観光地はフィレンツェの中心部に集中しており、アカデミア美術館からピッティ宮殿まで歩いても約20分ほどで移動できます。
電車やタクシーといった公共交通機関を利用しなくても観光できるほど、コンパクトに観光地がまとまっているため、とても観光しやすい街だと感じました。
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