【個人手配で行くイタリア】ヴェネツィア観光には何日必要?実際に旅したルートを公開

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張り巡らされた水路とそこを行きかうゴンドラで有名な水の都、ヴェネツィア。
イタリアを訪れたら是非行ってほしい都市の1つです。

今回の記事では、実際に足を運んだ筆者がヴェネツィア観光におすすめの滞在日数や、訪れるべきスポットを紹介します。

目次

ヴェネツィアの観光に必要な日数

ヴェネツィアは見どころが多く、また周辺にブラーノ島やムラーノ島など魅力的な島が点在しているため、きちんと観光しようとすると3日間は必要です。

私は先日の旅行で2日間滞在しましたが、離島滞在はブラーノ島の1島に絞りましたし、アカデミア美術館やペギー・グッゲンハイム・コレクションといった美術館も時間の関係で行きませんでした。

以上のことから、ヴェネツィア観光に必要な日数は以下のとおりです。

  • 1日:ドゥカーレ宮殿、サン・マルコ寺院、ゴンドラツアーなど主要な観光地のみ行ければOKな場合。
  • 2日:主要な観光地に加えて離島にも行きたい場合。
  • 3日:主要な観光地に加えて2島以上の離島や美術館にも行きたい場合。

ヴェネツィア観光 2日間のスケジュール

0日目(ヴェネツィア到着日)

18:30
ヴェネツィアに到着

フィレンツェから高速鉄道FRECCIAROSSAに乗ってヴェネツィアに到着。

19:30
夜ごはん

Ostaria Boccadoroにて夕食。カルパッチョや海鮮パスタを頂きました。
この日は散策はせずに、夕食後ホテルで就寝。

1日目

09:00

オープン時間と同時にドゥカーレ宮殿を訪問。

11:30

サンマルコ寺院を見学し、サンマルコ広場や鐘楼を一通り見て回ります。

12:30
昼ごはん

Conte Pescaorにて昼食。
ムール貝やイカ墨パスタを頂きました。

14:00
リアルト橋を渡って対岸を散策

午後はベネチアならではの運河や行きかうゴンドラ、可愛らしい建物を眺めながら街並みを散策します。
リアルト橋経由でスクオーラ・グランデ・ディ・サン・ロッコに行き、有名なティントレットの天井画を鑑賞。

続けてすぐそばにあるサンタ・マリア・グロリオーザ・デイ・フラーリ聖堂へ。
サンタ・マリア・デッラ・サルーテ聖堂に向かいます。

17:00

その後、再びリアルト橋を渡りサンマルコ広場近辺まで戻り、Gelato Fantasy San Marco 929にてヴェネツィア名物のジェラートを食べました。

その後、猫がたくさんいることで有名な本屋、Libreria Acqua Altaへ。
残念ながら時間帯が悪かったのか猫は一匹もいませんでした。

19:00
夜ごはん

夜のベネチアを散歩しつつ、予約したレストラン、Ai Do Archi Veneziaへ向かいました。
ボンゴレパスタやリゾットが美味しかったです。

2日目

10:00
ブランチ

Pasticceria Tonoloで朝食兼昼食としてパンとコーヒーを頂きました。

11:00

その後30分のゴンドラツアーに参加。
陸から眺めるベネチアはもちろん、ゴンドラで水上から眺める景色もとても素敵でした。

12:30

ゴンドラツアー後、ヴァポレット(水上バス)に乗ってブラーノ島に行きました。
色とりどりの可愛らしい家々でいっぱいです。

16:30
移動

ブラーノ島から戻ったあとは、Bacaro del Gelatoでジェラートを堪能。

16時半頃に高速鉄道FRECCIAROSSAでベネチアを出発し、ミラノへと向かいました。

ヴェネツィア本島の観光地一覧

ドゥカーレ宮殿

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ヴェネツィア共和国総督の政庁として9世紀に建てられたのがドゥカーレ宮殿の始まりです。
その後何度かの火災を経て修復をされた結果、現在の姿になっています。

有名な見どころとしては、2階大評議の間で見られる世界最大のキャンパス画の一つに数えられるティントレットの天井画【天国】や、煌びやかな装飾で彩られた【黄金の階段】などがあります。

またドゥカーレ宮殿には牢獄も備えられており、【溜息の橋】からは当時の囚人たちが収監前に最後に見た景色を橋の窓から見ることができます

所要時間

ドゥカーレ宮殿は見どころが多いので、余裕を持って2時間をみておくと良いと思います。

注意点

混雑を避けるため、開館時間の9:00に訪れることをオススメします。
ツアー客は9:30頃から入場し始めるため、その前に入場しましょう。

また訪問の30日以上前にオンラインで日時指定チケットを購入すると通常大人30€のところ25€で購入することができます。

チケットにはコッレール博物館と国立マルチャーナ図書館の入場券もついてくるので、時間に余裕のある方は足を運んでみても良いでしょう。

詳細情報

ドゥカーレ宮殿(Palazzo Ducale)

  • 住所:P.za San Marco, 1, 30124 Venezia VE
  • 営業時間:
    夏季(4/1~10/31) 09時00分~19時00分
    冬季(11/1~3/31) 09時00分~18時00分
  • 入場料:30ユーロ
    ※30日以上前にオンラインで日時指定チケット購入の場合25ユーロ

ドゥカーレ宮殿 公式サイト

サン・マルコ寺院

9世紀にエジプトのアレキサンドリアから持ち去ってきた聖マルコの遺体を収めるために作られたのが、サンマルコ寺院です。

その後、数世紀にわたって何度か改修・修復をされてきました。
内部には5つのクーポラがありキリスト昇天や、聖ヨハネの生涯など、それぞれ聖書にまつわる物語が描かれています。

所要時間

宝物庫や博物館の見学をしない場合は30分程度、追加料金を払って宝物庫や博物館の見学までする場合は1時間30分~2時間程度確保した方が良いと思います。

注意点

・行列を避けるには

私は11時頃に訪れたのですが、30分程度行列に並びました。
どうしても行列を避けたい場合は、一日でサンマルコ寺院とドゥカーレ宮殿を続けて観光することはやめて、1日目の朝一にサン・マルコ寺院、2日目の朝一にドゥカーレ宮殿というように分けても良いかもしれません。

ただサン・マルコ寺院はドゥカーレ宮殿のすぐ隣にあるので、移動の時間を考えると多少並んででも続けて観光してしまった方が効率が良いと思います。

・宝物庫について

以前は宝物庫などの有料ゾーンを除いて無料で入ることができましたが、現在は一人あたり3€の入場料が必要です。

・服装について

短パン、ミニスカート、ノースリーブなど肌の露出の多い服装では入場できないので気をつけましょう。

詳細情報

サン・マルコ寺院(Basilica di San Marco)

  • 住所:P.za San Marco, 328, 30100 Venezia VE
  • 営業時間:月~土曜 09時30分~17時15分、日・祝日 14時00分~17時15分
  • 入場料:3ユーロ
    ※博物館は別途7ユーロ、パラドーロ(中央祭壇後ろにある祭壇画)鑑賞には別途5ユーロ

サン・マルコ寺院 公式サイト

鐘楼

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西暦888年に建設された鐘楼は2回の再建を経て、現在の姿になりました。
天文学の父、ガリレオ・ガリレイが1609年にここで天体望遠鏡のテストをしたことで知られています。
エレベーターで上に上がり、ヴェネチアの景色を一望することができます。

所要時間

所要時間は30分程度です。

詳細情報

鐘楼(Campanile di San Marco)

  • 住所:P.za San Marco, 30124 Venezia VE
  • 営業時間:09時30分~21時15分
  • 入場料:10ユーロ

鐘楼 公式サイト(サン・マルコ大聖堂公式サイト)

サン・マルコ広場

サン・マルコ寺院や鐘楼の目の前にある、ヴェネツィアを代表する大きな広場です。

広場沿いには1720年創業の世界最古のカフェ、カッフェ・フローリアンがあります。
色々なガイドブックで紹介されてはいますが、生演奏料として一人6ユーロのテーブルチャージが取られることや、Google Mapsの口コミでアジア人差別を受けたという報告も散見されることから、よほど思い入れのある方以外は避けた方が良いかもしれません。

リアルト橋

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リアルト橋は、ヴェネツィアの中心部を流れる主要な水路である、カナル・グランデという運河に架かっています

現在見ることのできる橋は1591年に3年の歳月をかけて建てられたもので、聖マルコ、聖テオドーロ、受胎告知などを描いたレリーフで飾られています。
この橋は、絵画や映画などの様々な作品で登場しており、ヴェネツィアのシンボルのひとつと言えるでしょう。

所要時間

所要時間は15分です。
たくさんの観光客が、橋を渡りつつ写真を撮っているので、渡るのに少し苦労しますが、橋を渡るだけならさほど時間はかかりません。

詳細情報

リアルト橋(Ponte di Rialto)

  • 住所:Sestiere San Polo, 30125 Venezia VE
  • 営業時間:24時間
  • 入場料:無料

スクオーラ・グランデ・ディ・サン・ロッコ(大同信組合)

「スクオーラ」とは、「信者会・信徒会・同信組合」という意味で、共通の職業や出身地で団結した中産階級の人達が団結して作った集会堂のこと。
当時、ベネチアでは5万人のヴェネチア人がペストによって命を落としており、サン・ロッコ(聖ロッコ)は、ペストから人々を守ってくれる守護聖人として信仰を集めていました
このスクオーラ・グランデ・ディ・サン・ロッコは、聖ロッコ(サン・ロッコ)を信奉する同信組合が16世紀に建てた集会所です。

建物の内部は、ルネッサンス期のヴェネツィアを代表するティントレットが20年ほどの時間をかけて描いた絵画が壁面や天井を埋め尽くしています
特に2階の大広間の天井は素晴らしく、見上げ続けて首を痛める人がいるからなのか、無料で借りることができる手鏡を使って、じっくりティントレットの作品を鑑賞することができます。

所要時間

所要時間は1時間ほどです。

詳細情報

スクオーラ・グランデ・ディ・サン・ロッコ(大同信組合)(Scuola Grande di San Rocco)

  • 住所:San Polo, 3054, a, 30125 Venezia VE
  • 営業時間:09時30分~17時30分
  • 入場料:10ユーロ

スクオーラ・グランデ・ディ・サン・ロッコ 公式サイト

サンタ・マリア・グロリオーザ・デイ・フラーリ聖堂

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サンタ・マリア・グロリオーザ・デイ・フラーリ聖堂は、先述のスクオーラ・グランデ・ディ・サン・ロッコのすぐ近くにあります。

ゴシック様式とルネサンス様式が融合しているこの聖堂は1236年に建設が始まり、完成したのは1338年と100年以上の年月をかけて建てられています。
教会の内部は、スクオーラ・グランデ・ディ・サン・ロッコと同じく、ルネサンス期のヴェネツィアを代表するティントレットの作品があることで有名です。
この教会で最も有名なティントレットの作品は主祭壇に飾られている「聖母の被昇天」ですが、その他にも左側第2祭壇に置かれている「ペーザロ家の祭壇画」を見ることができます。

所要時間

所要時間は30分~1時間ほどです。

詳細情報

サンタ・マリア・グロリオーザ・デイ・フラーリ聖堂(Basilica di Santa Maria Gloriosa dei Frari)

  • 住所:San Polo, 3072, 30125 Venezia VE
  • 営業時間:
    月~金09時00分~19時30分
    土09時00分~18時00分
    日祝13時00分~18時00分
    ※結婚式などのイベントのため不定期で営業しない日があるので、事前に公式HPから営業日を確認しておきましょう。
  • 入場料:5ユーロ

サンタ・マリア・グロリオーザ・デイ・フラーリ聖堂 公式サイト

サンタ・マリア・デッラ・サルーテ聖堂

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サンタ・マリア・デッラ・サルーテ聖堂は、1629年にイタリア全土で流行したペストの収束を願い1631年から建設を始め、1681年に完成した教会です。
聖堂の名前にある「サルーテ」とは「健康」という意味があります。

サルーテ聖堂の外観は非常に美しく、聖堂の内部も美しい装飾や彫刻が施されており、バロック様式の傑作と言われています。

所要時間

所要時間は、聖堂内のみの場合は30分ほどです。
聖具室も見学する場合は、全体で1時間ほどあれば十分でしょう。

詳細情報

サンタ・マリア・デッラ・サルーテ聖堂(Basilica di Santa Maria della Salute)

  • 住所:Dorsoduro, 1, 30123 Venezia VE
  • 営業時間:
    夏季(4/1~10/31) 09時00分~12時00分、15時00分~17時30分
    冬季(11/1~3/31) 09時30分~12時00分、15時00分~17時30分
    ※聖具室は上記とは異なる時間帯に営業しています。公式HPをご確認ください。
  • 入場料:無料(聖具室も見学する場合は、別途6ユーロ)

サンタ・マリア・デッラ・サルーテ聖堂 公式サイト

Libreria Acqua Alta(アクア・アルタ書店)

Libreria Acqua Alta(アクア・アルタ書店)は、ヴェネツィアにある本屋さんです。
店内にはイタリアの古本がいたるところに山積みになって置かれています。
また、この本屋には何匹もの猫が住んでいることでも有名で、店内を遊び場として自由に生活しているのを、時おり見ることができます。

店内の奥では、川に浮かんでいるゴンドラに乗ることができ、フォトスポットになっています。

所要時間

所要時間は30分ほどです。
店内は古本が所狭しと並んでおり、観光客も多く、あまり自由に動き回ることができないので、お店自体はさほど広くないですがある程度の時間が必要です。

詳細情報

Libreria Acqua Alta

  • 住所:C. Longa Santa Maria Formosa, 5176b, 30122 Venezia VE
  • 営業時間:09時00分~19時15分
  • 入場料:無料

Libreria Acqua Alta 公式サイト

サンティ・ジョバンニ・エ・パオロ教会

1333年に着工し1430年代に完成したゴシック様式の教会です。
内部ではベッリーニの『聖ヴィンチェンツォ・フェッレーリの多翼祭壇画』、ヴェロネーゼの『受胎告知』などの作品を見ることができます。

所要時間

所要時間は、30分~1時間です。

詳細情報

サンティ・ジョバンニ・エ・パオロ教会(Basilica dei Santi Giovanni e Paolo)

  • 住所:Campo S.S. Giovanni e Paolo, 6363, 30122 Venezia VE
  • 営業時間:月~土、09時00分~18時00分 日曜、正午~18時00分
    クリスマス、イースター、その他イベントの際は入場可能時間が制限されるので事前に公式HPを確認しておきましょう。
  • 入場料:3.5ユーロ

サンティ・ジョバンニ・エ・パオロ教会 公式サイト

アカデミア美術館

ティントレットの『聖マルコの軌跡』やティツィアーノの『ピエタ』、ヴェロネーゼの『レヴィ家の饗宴』などの名作が所蔵されている、ヴェネツィアで最も人気の美術館です。

所要時間

所要時間は2時間です。

注意点

行列を避けるため、公式サイトから事前にチケットを予約購入することをおすすめします。
また大きいリュックなどは館内のコインロッカーに預ける必要があります。

詳細情報

アカデミア美術館(Gallerie dell’Accademia)

  • 住所:Calle della Carità, 1050, 30123 Venezia VE
  • 営業時間:
    月08時15分~14時00分
    火~日08時15分~19時15分
  • 入場料:15ユーロ

アカデミア美術館 公式サイト

ペギー・グッゲンハイム・コレクション

タイタニック号沈没により父親を亡くしたペギーは莫大な遺産を相続しました。
その後、ナチス軍侵攻の2日前にパリから逃げ出すことに成功したペギーはその後カンディンスキー、ピカソ、ダリなどの作品を収集していきます。
こちらの美術館ではペギーが収集した美術作品の数々を見ることができます。

所要時間

所要時間は2時間です。

注意点

大きいリュックなどは、チケット売り場近くのロッカーに預ける必要があります。

詳細情報

ペギー・グッゲンハイム・コレクション(Collezione Peggy Guggenheim)

  • 住所:Dorsoduro, 701-704, 30123 Venezia VE
  • 営業時間:10時00分~18時00分 火曜定休
  • 入場料:16ユーロ

ペギー・グッゲンハイム・コレクション 公式サイト

詳細情報

ペギー・グッゲンハイム・コレクション(Collezione Peggy Guggenheim)

住所:Dorsoduro, 701-704, 30123 Venezia VE
営業時間:10時00分~18時00分 火曜定休
入場料:16ユーロ

ペギー・グッゲンハイム・コレクション 公式サイト

ヴェネツィアのアクティビティ:ゴンドラ

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ヴェネツィアに来たら乗りたいのが、ゴンドラです。
ヴェネツィアの街に張り巡らされた運河から、様々な建物を眺めると、ヴェネツィアが「水の都」と言われるのもうなずけます。

料金

料金はボート1台で以下の値段になります。
ボートは5人乗りで、1人で乗っても5人で乗ってもトータルの料金は変わりません

  • 日中…90ユーロ/30分
  • 日没(19:00以降)…110ユーロ/30分

2023年までは、1台80ユーロ(夕方以降100ユーロ)でゴンドラに乗ることができました。
2024年現在は、上記の値段に値上がりしています。

ゴンドラツアーのすすめ

ゴンドラを個人で手配する場合は1台分の値段を払う必要があるので、1人や2人グループの場合、一人当たりの値段を考えるとかなり割高になります。
現地で、相乗りしてくれる人を探すのもいいですが、慣れない海外で他の旅行者に相談を持ちかけるのはストレスですし、相乗りしてくれる人がなかなか見つからずに時間だけが過ぎていくということも考えられます。

そのため、1人~3人ほどの少人数で旅行する場合は、以下のようなゴンドラツアーに申込むことをオススメします。
私も実際に、ネットからツアーを申込みゴンドラに乗ったのですが、ゴンドラを1台貸切るよりも安く済んだので良かったです。

ゴンドラをなるべく安く体験する方法については、以下の記事を参考にしてください。

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ヴェネツィアから半日トリップ

ヴェネツィアでは、ドゥカーレ宮殿やサン・マルコ聖堂などがある本島だけではなく、魅力的な島々にヴァポレット(水上バス)を使って簡単にアクセスすることができます。

ブラーノ島

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色とりどりの家々が並ぶブラーノ島はどこを歩いても絵になる風景に溢れています。
一説には地元の漁師たちが漁に出たときに遠くからでも自分の家が分かるように、ペンキで家を塗ったことが始まりと言われています。

またブラーノ島はレースで有名で、島のお土産屋さんで買うことができます。

ブラーノ島へは、本島の北側にあるF.te Nove駅から12番のヴァポレット(水上バス)に乗って約40分ほどで行くことができます

所要時間

小さい島なので所要時間は1時間程度、最大でも2時間みておけば問題ないと思います。

ムラーノ島

ガラス細工の技術が外部に漏れないように、13世紀に政府によりヴェネツィアのガラス職人たちはこの島にまとめて強制移住をさせられました。
当時のヴェネツィアにとって優れた技術によって作られたガラス製品は、貿易で稼ぐ手段として大変重要なものだったのです。
今でもムラーノ島ではガラス工房の見学やヴェネツィアンガラスのショッピングを楽しむことができます。

ムラーノ島へは、本島の北側にあるF.te Nove駅から4.1番や12番のヴァポレット(水上バス)に乗って約20分ほどで行くことができます

所要時間

島をぶらぶら散歩しながらウィンドウショッピングを楽しむだけであれば1時間程度で十分と思います。
ムラーノ・ガラス美術館にも行く場合はプラス1時間ほど必要になります。

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サン・ジョルジョ・マッジョーレ島

なんといってもこの島はサン・ジョルジョ・マッジョーレ聖堂で有名です。

教会内にはティントレットの絵画が並べられており、祭壇の右側の『最後の晩餐』、左側の『マナの収拾』は特に必見です。
また近くにはティントレット最晩年の傑作とされる『キリスト降架』があります。

また教会内にはエレベーターがあり、鐘楼からヴェネツィアの景色を一望することができます(6ユーロでチケット購入が必要)。
こちらの鐘楼の方がサンマルコ広場にある鐘楼よりもチケット代が4ユーロ安く、行列も短いので、サン・ジョルジョ・マッジョーレ教会の鐘楼に行く場合は、サンマルコ広場の鐘楼は登らなくても良いと思います。

サンマルコ広場にあるS. Marco-San Zaccaria “E”駅から2番のヴァポレット(水上バス)に乗って約3分で行くことができます。

所要時間

所要時間は1時間です。

詳細情報

サン・ジョルジョ・マッジョーレ聖堂(Abbazia di San Giorgio Maggiore)

  • 住所:Isola di San Giorgio Maggiore 2, 30124 Venezia VE
  • 営業時間:9時00分~19時00分 ミサ(日曜の10:30~12:00頃までは鐘楼含め見学不可)
  • 入場料:無料、鐘楼は6ユーロ 8ユーロ
    ※2024年9月時点の情報

サン・ジョルジョ・マッジョーレ聖堂 公式サイト

おわりに

以上がヴェネツィアの旅程プランと各観光名所の所要時間でした。
旅行する際の参考になれば幸いです。

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