【体験談】値段以上の満足度!カッパドキアの気球に乗ってみた

当ページのリンクには広告が含まれています。
カッパドキア熱気球ツアー

カッパドキアに来たら気球に乗る――それがカッパドキア観光の定番と言っても過言ではないでしょう。
今回は、私が実際に参加した気球ツアーの体験談と、参加してわかった注意点などを紹介します。

目次

カッパドキアの気球ツアーに参加するべきか?

カッパドキアの気球ツアーは、非常に高額です。
円安の現在では、日本円に換算すると一人あたり2万5,000円から、時期によっては5万円を超えることもあります
そんな理由もあり、カッパドキア旅行が決まってからも、気球に乗るかどうかずっと迷っていました。

それでも最終的には、「カッパドキアに行けるのは一生に一度かもしれない!」と思い切って予約し、気球ツアーに参加することにしました
眼下に広がる奇岩群、朝日とともに刻々と色を変える岩肌、そして空に浮かぶ無数の気球…。
カッパドキアの気球ツアーは、想像していた以上に素晴らしい体験となりました。

気球に乗るチャンスがあるなら、ぜひ体験することをオススメします!

気球ツアーを予約する

今回私が予約したのは、Voyager Balloonsという気球ツアー会社です。

海外の旅行ガイドブックLonely Planetでも紹介されており、口コミでも高評価の会社です。
料金はやや高めでしたが、フライトの4日前でもぎりぎり空きがあったため、予約しました。

予約後の流れは以下のとおりです。

  • 公式サイトから予約し、クレジットカードでデポジットを支払い
  • 予約確認メールが届く
  • 宿泊ホテル名とパスポート番号を伝えるよう案内があったため、メールで返信
  • 前日の夕方ごろに、集合時間の案内メールが届く

予約から当日までは、メールでのやり取りもスムーズで、特に問題もなく、気づけばあっという間に当日の朝を迎えていました。

Powered by GetYourGuide

気球ツアー当日の流れ

04:50
ホテルでピックアップ

ツアー会社からは前日にピックアップ時間の連絡があり、その時間通りに車でホテルまで迎えに来てくれました。
車は10人乗りのミニバンで、清潔かつ座り心地も良かったです。

05:05
待機所で朝食

まずはアヴァノス方面にあるツアー会社の待機所に向かい、到着後はバイキング形式の朝食が用意されていたので、のんびりとコーヒーやパンを楽しみました。
朝早い時間にもかかわらず、しっかりと朝食をとっている人が多くて驚きました。

05:50
気球乗り場に移動

天候に問題がなく、気球の準備が整うと、再び車に乗って離陸地点へと移動します。
辺りはまだ真っ暗で、10月でもかなり冷え込みます。

06:10
フライト開始

まずは人が乗っていない状態で、気球が膨らまされ始めます。
しばらくすると乗る位置を指定されるので、係員の指示に従って気球に乗り込みました。

06:40
日の出

ギョレメの上空では、美しい日の出を眺めることができました。
天気にも恵まれ、まさに絶景でした。

07:20
着陸

気球が着陸する際には、乗客全員がバスケット内でしゃがみ、着陸姿勢をとります。
「ドンッ」という衝撃とともに、無事に地上へ戻ってきました。
私が乗った気球は、ウチヒサルの景色がよく見える場所に着陸しました。

07:30
シャンパンセレモニー

シャンパンを片手に気球搭乗証明書を受け取るセレモニーが行われます。
正直なところ、「シャンパンセレモニーなしで、その分安くしてくれたらいいのに……」と思っていましたが、意外と楽しめました。
アルコールなしのシャンパンも用意されていて、子どもでも楽しめるようになっています。

08:00
ホテルに帰還

セレモニーが終わる頃には、気球は跡形もなくきれいに片付けられていました。
最後は再び車に揺られて、ホテルへと戻ります。

Powered by GetYourGuide

気球ツアーを予約する際の注意点

ツアー会社の信頼性

カッパドキアの気球ツアーでは、近年は減少傾向にあるものの、死亡事故を含むツアー中のトラブルが複数報告されています。

そのため、熟練した気球パイロットが在籍し、気球のメンテナンスがしっかりと行われている、信頼できるツアー会社を選ぶことが非常に重要です。
気になるツアー会社を見つけたら、必ずGoogle MapsやTrip advisorなど複数の口コミサイトで評判を確認しましょう

観光客から高い評価を得ている、信頼性の高い気球ツアー会社は以下の通りです。

  • Butterfly Balloons
  • Voyager Balloons
  • Turkiye Balloons
  • Royal Balloon

飛行場所

カッパドキアの気球ツアーで、奇岩が広がる美しい景色を堪能できるのは、ギョレメ上空を飛行するツアーです。

実は、気球ツアーといっても、ギョレメ以外のエリアを飛行するものもあります
そうしたツアーは価格が安い傾向にありますが、奇岩群の真上を飛ぶ体験はできず、ギョレメの上空を飛んでいるたくさんの気球を、遠くから眺める形になります。

他のツアーと比べて異常に安いプランを見つけた場合は、飛行エリアがどこなのかを必ず確認しましょう。
飛行場所が明記されていない場合は、ギョレメ上空を飛ばない可能性が高いため、避けた方が無難です。

予約する日付

カッパドキアの気球ツアーは、旅行の日程が決まったらなるべく早く予約しましょう。

特に多くの観光客が訪れる夏季には、直前に予約しようとしても既に売り切れだったり、空きがあっても値段が高額になるので、注意してください。
夏場に気球ツアーに参加したい場合は、遅くても1ヶ月前までに予約をしましょう。

気球ツアーを予約する日付は、カッパドキアで過ごす最初の朝にましょう。

気球ツアーは天候不良によるキャンセルがありえるため、もしカッパドキア旅行の最終日に気球ツアーを予約して気球ツアーがキャンセルになってしまった場合、気球に乗ることをあきらめるしかありません。
カッパドキア旅行の最初の朝に予約すれば、初日が万が一キャンセルになっても翌日以降に変更することができます。

カッパドキアの気球ツアーを安く予約する方法については、以下の記事を参考にしてください。

気球に乗車するときの注意点

服装

カッパドキアの早朝は日中に比べると気温が下がるため、夏でも長袖・長ズボンをオススメします。

私が訪れた10月上旬は、長袖・長ズボンに加えてストール、カーディガン、ユニクロのライトダウン、モンベルのパーカーを羽織ってもなお寒かったです。
冬場はそれ以上に寒いため、しっかりした防寒対策を行ってください。

また、気球のバスケットに乗る際はバスケットに扉が付いておらず、またいでバスケットにのるため、スカートはおすすめしません。

持ち物

上記にある通りカッパドキアの早朝は寒いので、防寒具を忘れないようにしましょう。
夏場でもストールを持っていると安心です。

また、気球では写真撮影がもちろん可能ですが、スマホやカメラを落としてしまう危険があるので、ストラップをつけておくといいでしょう。

FAQ

カッパドキアの気球ツアーは早朝のみの運行なのはなぜですか

カッパドキアでは、午後になるにつれて風が強く吹きます。
気球は風速10~15km/hを超えると運行できないので、風が比較的穏やかな早朝のみに運行されます。

気球ツアーは何時に開始ですか

私が参加した10月は、日の出が6時40分頃で、ツアーの集合時間は朝4時50分でした。
気球は日の出の時間に合わせて飛ぶため、夏に参加する場合かなり早い時間に起きる必要があります。

カッパドキアの気球ツアーに参加するのに最もいい時期はいつですか

カッパドキアで気球に乗るのに最適な時期は、春 (4月~6月) と秋 (9月から10月) です。
これらの季節は、気温も快適で過ごしやすく、悪天候によるキャンセル率も低くなっています。

気球ツアーの料金相場はどのくらいですか

時期や予約方法などによって料金に差がありますが、大人数で乗車できる気球ツアーで€150~€350ほどです。
気球ツアーの料金について詳しく知りたい方は、【カッパドキア気球ツアー】安く予約するための6つのポイントをご覧ください。

おわりに

以上が、カッパドキア気球ツアーの体験談でした。
カッパドキアの気球ツアーは、忘れられない旅の思い出になること間違いなしなので、是非体験してみて下さい。

トルコ旅行おすすめBOOK 2選

トルコ旅行に行くなら、まず『地球の歩き方』を読んでみましょう!
トルコの観光地についてザックリ把握することができてとても便利です。

情報量でいうと、世界で最も売れている旅行ガイド『Lonely Planet』の右に出るものはいません。
私も旅行の日程を決めるときは必ず『Lonely Planet』を読んで決めます。

¥3,580 (2025/06/18 14:32時点 | Amazon調べ)

日本語版は無いのが残念ですが、問題ありません!
KIndle版を購入するか、Kindle Unlimitedに入会しアプリで読むと翻訳機能が使うことができます。
Kindle Unlimitedは初回30日間無料なので、気軽にお試しできるのがうれしいところ。

Lonely Planetについては以下の記事で詳しく解説しているので、興味がある方は読んでみて下さい。

あわせて読みたい
【最強の旅行ガイドブック】ロンリープラネット(Lonely Planet)で世界を旅しよう! 旅行をする際に参考にするのが、ガイドブックではないでしょうか。私はこれまで、いつも「地球の歩き方」を購入していました。しかし、海外旅行に行ってみると周りの観...
よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!

コメント

コメントする


目次