【個人手配で行くトルコ】9日間の旅行プランを紹介
先日、個人手配でトルコに旅行しました。
トルコ旅行では計画通りに上手く観光できたところ、思った通りには行かなかったことなど様々ありました…
実際に旅行してみた体験を踏まえて、個人手配で行ったトルコ旅行9日間のコースをご紹介します!
トルコ9日間のプラン
今回の旅では、イスタンブール⇒カッパドキアという順番で2都市に9日間滞在しました。
私が実際に旅行したしたトルコ9日間のスケジュールをご紹介します。
イスタンブール空港に到着。
2018年に開港したこの比較的新しい空港は、イスタンブールの中心地から離れているため、エアポートバスを使用し1時間ほどかけて中心街へ移動しました。
ホテルに着いたのは夕方だったので、次の日に備えてほとんど観光せずに就寝。
イスタンブール1日目は旧市街を中心に観光します。
- イスタンブル地下宮殿
- トプカプ宮殿
- イスタンブル考古学博物館
イスタンブールは観光地がまとまっているので、計画も立てやすいです。
朝一でアヤソフィアやスルタンアフメト・モスク(ブルーモスク)を周ります。
午後にはボスポラス海峡を船で渡り、アジア側を散策。
旧市街・新市街ともまた違う地元の雰囲気が印象的でした。
その後は新市街に渡り、ガラタ塔やイスティクラル通りなどの観光スポットを巡りました。
イスタンブール3日目、混雑を避けるため朝一でドルマバフチェ宮殿を観光します。
その後は旧市街に戻り、スレイマニエ・モスク、イェニ・ジャーミィなどのモスクを巡りました。
またグランドバザールやエジプシャンバザールを散策しつつ、トルココーヒーを飲んだりしました。
イスタンブール空港からターキッシュエアラインでカイセリ空港へ。
そこから空港トランスポートサービスを利用し、夕方にカッパドキアに到着。
まずは、ギョレメ野外博物館を見学。
その後、ソードバレー⇒レッドバレー⇒ローズバレーの順で4~5時間のトレッキングをしました。
レンタカーを借りて、ウフララ渓谷へ。
道すがら、スタウォーズのタトゥイーンを彷彿とさせるセリメ修道院や規模が大きいことで有名なデリンクユ地下都市も合わせて観光しました。
カッパドキア最終日は朝一番で気球ツアーに参加しました。
その後、妖精の煙突やゼルヴェ野外博物館など、まだ観光していない場所を巡ります。
写真はデブレントの谷にある「ラクダ岩」です。
確かに、ラクダの形をしていますね。
カッパドキアの近くにあるカイセリ空港から帰国しました。
- イスタンブールとカッパドキアの2都市に絞って観光
- 1都市に時間をかけて観光できたので、以下の様に定番の観光地に加えて、自分の興味があることに時間を割くことができた
イスタンブール…ボスポラス海峡を船で渡りアジア側を散策
カッパドキア…ローズバレーやイフララ渓谷のトレッキング
各都市のおすすめ観光日数について
今回のトルコ旅行で、私が訪れた各都市の観光日数は以下の通りです。
- イスタンブール:3日
- カッパドキア:3日
個人手配の際に迷うのが、どの都市に何日滞在するかではないでしょうか。
今回のトルコ旅行では1都市あたりの滞在日数を多めにとることで、イスタンブールやカッパドキアの観光地をじっくり巡ることにしました。
観光する都市数を絞ってトルコ旅行をしてみて実際の旅行はどうだったのか、ご紹介します!
イスタンブール
トルコ旅行の際に、イスタンブールは外せません。
トプカプ宮殿やアヤソフィアなどの観光名所が目白押しなので、トルコ旅行を計画する際は、まずイスタンブールを中心に旅行の計画を立てていくことになります。
イスタンブールの一般的なモデルルートでは、滞在日数は最低でも2日です。
ただし、2日間で周れるところはかなり限られてしまうでしょう。
また、夏などの観光シーズンになるとトプカプ宮殿やアヤソフィアなど有名な観光地は長蛇の列ができるため、予定通りに観光できない場合があります。
筆者は、観光シーズンではない9月にイスタンブールに行きましたが、それでもアヤソフィアやブルーモスクは長蛇の列で30分ほど並んで入場しました。
私はイスタンブールで3日間滞在しましたが、それでも全然足りませんでした。
この3日間で新市街、旧市街とアジア側の観光は大体できましたが、金閣湾やテオドシウスの城壁周辺やボスポラス海峡周辺の観光はほぼできていません。
金閣湾やテオドシウスの城壁周辺を観光する場合はさらに1日、ボスポラス海峡クルーズなどに参加・観光してさらに1日あるとまんべんなくイスタンブールを観光できるように思いました。
カッパドキアを個人手配で行く場合のおすすめの日数をまとめると以下の様になります。
- 新市街と旧市街を観光…2日~
- アジア側も観光…+1日
- 金閣湾周辺+テオドシウスの城壁周辺も観光…+1日
- ボスポラス海峡周辺も観光…+1日
以上のように、イスタンブール全体をまんべんなく観光するには5日は必要です。
あえて滞在先をイスタンブール周辺に絞って、イスタンブールから日帰りで行くことのできるエディルネと合わせて2都市だけに滞在しても充実したトルコ旅行になると思います。
カッパドキア
一般的なモデルルートは2日間で考えられることが多く、内容は以下の通りです。
1日目にカッパドキアに到着後、レッドツアーに参加してギョレメ野外博物館などを巡ります。
2日目の早朝に気球ツアーに参加し、グリーンツアーに参加しウフララ渓谷などを観光します。
上記のようにツアーを組み合わせることでかなり効率良くカッパドキアの名所を観光することができます。
ツアーに参加しない場合、バスやタクシー、レンタカーを使用する必要があるので、2日間ではあまり多くの観光地を回ることはできません。
私はレッドツアーやグリーンツアーに参加せずに、カッパドキアに丸3日間滞在しました。
滞在中は、レンタカーを借りることで好きな時間に自由に移動することができました。
レンタカーを使用して観光すると3日間で有名な観光地をほぼ訪れることができましたし、ローズバレーなどを思う存分トレッキングすることができたのも良い思い出になりました。
しかし、アヴァノスやウチヒサルなどの街を散策することはできませんでした。
もっと日数があれば、まだまだ観光できる場所があるのがカッパドキアです…
また、カッパドキアで人気の気球ツアーも天候に左右されるため、毎日催行されるわけではありません。
そのため、可能な限り長めに滞在するのが良いでしょう。
カッパドキアを個人手配で行く場合のおすすめの日数は以下の様になります。
- 現地ツアーを組み合わせて巡る場合…2日~
- (現地ツアーなし)個人でレンタカーを使用して巡る場合…3日~
- (現地ツアーなし)個人でバスを使用して巡る場合…4日~
カッパドキアはトレッキングコースも豊富にあり、有名な地下都市以外にも様々な観光名所があります。
ご自身の行きたい場所ややりたい事に合わせて、無理のない計画を立ててくださいね。
その他のおすすめ都市
イスタンブール周辺
エディルネ
イスタンブールからの日帰り旅行も可能なエディルネ。
エディルネは、ギリシャとブルガリアの国境にあります。
オスマン帝国が1493年にイスタンブールに首都を移すまでの約90年間、このエディルネが首都として栄えました。
エディルネのもっとも有名な観光地は、セリミエ・ジャーミィです。
オスマン帝国でもっとも有名な建築家であるミマール・スィナンによって16世紀にたてられたこのモスクは、彼の最高傑作として知られています。
エーゲ海・地中海沿岸
トルコのエーゲ海・地中海沿岸は、ヨーロッパの人から人気のリゾート地として有名です。
パムッカレ
パムッカレは、トルコ有数の温泉保養地。
鍾乳石で作られた白と青い水色のコントラストが美しい石灰棚が特徴です。
石灰棚の頂上には、ヒエラポリス遺跡があります。
この遺跡はローマ時代の温泉保養地として栄えた場所だったことが分かっており、昔から人々に愛された温泉地だったことが分かります。
アンタルヤ
トルコの地中海に面した街で、とても人気のあるリゾート地です。
周辺には、古代ギリシャや古代ローマ時代の遺跡もあり、遺跡巡りのツアーに参加しつつビーチでのんびりくつろぐことができます。
中部アナトリア
中部アナトリアで有名な観光地と言えば、カッパドキアです。
そのカッパドキアに行く際にプラス1~2日して、以下でご紹介するコンヤやボアズカレも合わせて観光するのもいいでしょう。
コンヤ
イスラーム神秘主義の一派であるメヴレヴィー教団発祥の地として知られています。
毎週土曜日にメヴラーナ文化センターでは、ユネスコ無形文化遺産に登録されている旋舞「セマー」を無料で見ることができます。
ボアズカレ
紀元前17~13世紀にヒッタイト王国の首都として栄えた、ハットゥシャシュ遺跡が有名です。
神殿や要塞の跡や当時使用されていた門を見ることができます。
ボアズカレにあるハットゥシャシュ遺跡をはじめとした遺跡群は、歴史好きなら必見の観光地です。
また、ヒッタイト帝国が舞台の「天は赤い河のほとり」というマンガを読んだことのある方には、ぜひ訪れてほしい場所です!
おわりに
以上が個人手配でトルコ旅行をした際の旅行プランでした。
旅行する際の参考になれば幸いです。
トルコ旅行に行くなら、まず『地球の歩き方』を読んでみましょう!
トルコの観光地についてザックリ把握することができてとても便利です。
情報量でいうと、世界で最も売れている旅行ガイド『Lonely Planet』の右に出るものはいません。
私も旅行の日程を決めるときは必ず『Lonely Planet』を読んで決めます。
日本語版は無いのが残念ですが、問題ありません!
KIndle版を購入するか、Kindle Unlimitedに入会しアプリで読むと翻訳機能が使うことができます。
Kindle Unlimitedは初回30日間無料なので、気軽にお試しできるのがうれしいところ。
Lonely Planetについては以下の記事で詳しく解説しているので、興味がある方は読んでみて下さい。
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